モ国
ゼレンシキー・ウクライナ大統領がフレルスフ・モンゴル大統領と電話会談を行ったとツイート。モンゴルの大統領官房公式ウェブサイトも電話会談の事実を公表しました。モンゴル側発表の全訳含め見ていきます。
『高知大学学術研究報告』第71巻に論文が掲載され、弊学リポジトリから無料公開されました。日本語タイトルが目立ちますが、一応英語論文です。
モンゴル・ウランバートルで発生した「石炭泥棒」抗議デモは長期化の様相を見せています。これに対し、政治の側は「石炭泥棒」との対決姿勢をアピールしていますが、デモへの姿勢は複雑です。今回はそのような政府・主要政党の対応をみていきます。
12月4日に始まった「石炭泥棒」抗議のデモは8日目も継続、外国にも広がっています。では、なぜ抗議活動がここまで広がったのか。引き金を引いたのは「石炭泥棒」ですが、背後にはモンゴルが抱える宿痾となる腐敗問題があります。
12月4日から発生しているモンゴル・ウランバートルでのデモが日本をはじめ国際的に報じられています。デモの推移と背景、政府対応をみていくとともに、今後の展開について考えてみたいと思います。
ウランバートルでの1週間はあっという間に終わり、帰国の日になりました。早朝にホテルを発ち、チンギス・ハーン新空港に到着しました。
ウランバートルの中心街を歩いていると、一連の壁画を見かけました。一部はグラフィティっぽいこの壁画、よくよく見ると、国連のSDGsに関するものです。なんでまたこんなものが。
毎年訪問していたときでもあちこちで変化が見て取れたウランバートル、3年も間が空くといろんなところが変わります。そんな変化をいろいろ集めてみました。
今回のウランバートル訪問では、3年間報道は追っていながら実際には行けずにいた現場を見にいくことにしました。もちろん全部というわけではありませんが、新たなネタも含めて、いろいろ見て回りました。
曇り空で気温が下がったウランバートル。今日は国際シンポジウムが終わったら、草原に出る予定です。
多分に漏れずCOVID-19の感染拡大やロックダウンを経験したモンゴルですが、やって来てみると既にパンデミックは終わった感がありました。とはいえ、街中にはその痕跡がはっきりと残っています。
以前にも書いた通り、3年ぶりにモンゴル・ウランバートルに行ってきました。今回から私が見た現地の様子を何回かに分けて、ぼちぼちと書いていきます。
国際社会学会(ISA)のRC20とRC33の連携で12日からオンラインで開催中の国際会議でで研究報告を行いました。モンゴルで初めて行われた世界価値観調査(WVS)データを用いたモンゴルの排外意識に関する分析の経過報告です。
3年ぶりのモンゴル滞在中に、日本・モンゴル関係に関わる報道が3つ出てきました。ロシアのウクライナ侵略に関わる部分も小さからずあり、ちょっと厄介です。
第15回ウランバートル国際シンポジウム「日本とモンゴル――ユーラシアからの眼差し」で研究報告を行いました。国際調査データを用いて、モンゴルの将来の発展モデルに関するモンゴルの人々の選好をしたものです。
3年ぶりにモンゴルはウランバートルに来ています。これから国際会議での発表のほか、当地の様子をいろいろ見て回ります。
ウランバートルで社会主義時代に建設された元映画館、「アルド」キノー・テアトル(「人民」映画館)の取り壊しが始まったという突然の知らせ。そして同日中に首都政庁から工事中止のお達し。このスピード感。
安倍元首相の死去に際し、モンゴル国フレルスフ大統領が公式サイトで追悼メッセージを発表しました。取り急ぎ、当方が全文を試訳したものを掲載します。
2021年のアジア各国・地域の政治・経済・対外関係をまとめた『アジア動向年報2022』がアジア経済研究所から刊行されました。今年度版もモンゴル編を担当させていただきました。
日本・モンゴル国交樹立50周年記念事業の一環として行われた日本モンゴル学会2022年度春季大会。久々に会場まで出かけて研究発表「モンゴル国における国際社会調査の実施状況」を行ってきました。
2022年4月30日から5月2日の日程で、林外務大臣がモンゴルを訪問しました。日本の報道ではウクライナでの戦争について日本とモンゴルとの立場の違いが主に報じられているようですが、モンゴル政府の公式発表や現地報道ではどうでしょうか。
先日アジア経済研究所のリポジトリで公開された『アジア動向年報2010-19』。このたび各国・地域別のオンデマンド印刷版が一挙公刊されます。モンゴルを含むアジアの2010年代を国・地域別に一気に振り返ることのできる優れモノです。
「アメリカがモンゴルに生物学研究所を建設する計画がある」との主張がロシア国内が出てきました。これに対して、モンゴル政府対外関係省が否定する投稿をFacebook上にアップしています。
ロシアによるウクライナへの侵略に対するモンゴルの対応については以前2回に分けて論じました。ただ、のちに新たな動きが出てきましたので、アップデートしておきます。
現地報道・資料に基づきアジア諸国・地域の毎年の動向を分析している『アジア動向年報』が10年間の動向をまとめたバンドル版の公開を開始。第1弾となる2010-2019年版のモンゴル編の執筆を担当しました。
前回エントリでは、ロシアのウクライナ侵略に対して、モンゴル政府があたかも「見て見ぬふり」をしていることを見てきました。では、国民はどうなのか?そして、今後はどうなるのだろうか?現地の一次資料から考えてみます。
ロシアのウクライナ侵略が始まって1ヶ月間、モンゴルは国際社会の抗議には同調せず、さも何もなかったかのように振る舞っています。ここから上・下に分けて、モンゴルの沈黙とその背景、さらに今後について考えてみます。
はてなブログ10周年特別お題「好きな◯◯10選」に参加すべく、東側ブロックのインストゥルメンタル音楽の10選をお送りします。前々から紹介企画をやってみたかったんですよね、この手の音楽。
2議席をめぐって行われた2021年のモンゴルの国会補欠選挙は、本投票で投票率が50%を下回ったことから10月16日に追加投票が行われ、与党人民党候補が圧勝しました。ただし投票率は相変わらず低く、政治への倦怠感が懸念されます。
モンゴル国家大会議(国会)の第18選挙区と第28選挙区の補欠選挙の投票が11日に行われました。開票結果は両選挙区とも人民党候補がきわめて優勢でしたが、投票率が成立要件の50%に満たずに選挙は未成立、追加投票の実施が決まりました。