けんきう
ゼレンシキー・ウクライナ大統領がフレルスフ・モンゴル大統領と電話会談を行ったとツイート。モンゴルの大統領官房公式ウェブサイトも電話会談の事実を公表しました。モンゴル側発表の全訳含め見ていきます。
『高知大学学術研究報告』第71巻に論文が掲載され、弊学リポジトリから無料公開されました。日本語タイトルが目立ちますが、一応英語論文です。
モンゴル・ウランバートルで発生した「石炭泥棒」抗議デモは長期化の様相を見せています。これに対し、政治の側は「石炭泥棒」との対決姿勢をアピールしていますが、デモへの姿勢は複雑です。今回はそのような政府・主要政党の対応をみていきます。
12月4日に始まった「石炭泥棒」抗議のデモは8日目も継続、外国にも広がっています。では、なぜ抗議活動がここまで広がったのか。引き金を引いたのは「石炭泥棒」ですが、背後にはモンゴルが抱える宿痾となる腐敗問題があります。
12月4日から発生しているモンゴル・ウランバートルでのデモが日本をはじめ国際的に報じられています。デモの推移と背景、政府対応をみていくとともに、今後の展開について考えてみたいと思います。
久々にISA関連の国際会議で発表したら、さっそくぁゃιぃ投稿と出版のお誘いが来ました。皆様もお気をつけあそばせ。 ※トップ画像は警戒喚起のイメージです。
国際社会学会(ISA)のRC20とRC33の連携で12日からオンラインで開催中の国際会議でで研究報告を行いました。モンゴルで初めて行われた世界価値観調査(WVS)データを用いたモンゴルの排外意識に関する分析の経過報告です。
3年ぶりのモンゴル滞在中に、日本・モンゴル関係に関わる報道が3つ出てきました。ロシアのウクライナ侵略に関わる部分も小さからずあり、ちょっと厄介です。
第15回ウランバートル国際シンポジウム「日本とモンゴル――ユーラシアからの眼差し」で研究報告を行いました。国際調査データを用いて、モンゴルの将来の発展モデルに関するモンゴルの人々の選好をしたものです。
2021年のアジア各国・地域の政治・経済・対外関係をまとめた『アジア動向年報2022』がアジア経済研究所から刊行されました。今年度版もモンゴル編を担当させていただきました。
日本・モンゴル国交樹立50周年記念事業の一環として行われた日本モンゴル学会2022年度春季大会。久々に会場まで出かけて研究発表「モンゴル国における国際社会調査の実施状況」を行ってきました。
2022年4月30日から5月2日の日程で、林外務大臣がモンゴルを訪問しました。日本の報道ではウクライナでの戦争について日本とモンゴルとの立場の違いが主に報じられているようですが、モンゴル政府の公式発表や現地報道ではどうでしょうか。
先日アジア経済研究所のリポジトリで公開された『アジア動向年報2010-19』。このたび各国・地域別のオンデマンド印刷版が一挙公刊されます。モンゴルを含むアジアの2010年代を国・地域別に一気に振り返ることのできる優れモノです。
「アメリカがモンゴルに生物学研究所を建設する計画がある」との主張がロシア国内が出てきました。これに対して、モンゴル政府対外関係省が否定する投稿をFacebook上にアップしています。
ロシアによるウクライナへの侵略に対するモンゴルの対応については以前2回に分けて論じました。ただ、のちに新たな動きが出てきましたので、アップデートしておきます。
現地報道・資料に基づきアジア諸国・地域の毎年の動向を分析している『アジア動向年報』が10年間の動向をまとめたバンドル版の公開を開始。第1弾となる2010-2019年版のモンゴル編の執筆を担当しました。
前回エントリでは、ロシアのウクライナ侵略に対して、モンゴル政府があたかも「見て見ぬふり」をしていることを見てきました。では、国民はどうなのか?そして、今後はどうなるのだろうか?現地の一次資料から考えてみます。
ロシアのウクライナ侵略が始まって1ヶ月間、モンゴルは国際社会の抗議には同調せず、さも何もなかったかのように振る舞っています。ここから上・下に分けて、モンゴルの沈黙とその背景、さらに今後について考えてみます。
2議席をめぐって行われた2021年のモンゴルの国会補欠選挙は、本投票で投票率が50%を下回ったことから10月16日に追加投票が行われ、与党人民党候補が圧勝しました。ただし投票率は相変わらず低く、政治への倦怠感が懸念されます。
モンゴル国家大会議(国会)の第18選挙区と第28選挙区の補欠選挙の投票が11日に行われました。開票結果は両選挙区とも人民党候補がきわめて優勢でしたが、投票率が成立要件の50%に満たずに選挙は未成立、追加投票の実施が決まりました。
モンゴルでは2021年10月10日に国家大会議(一院制国会)補欠選挙が行われます。過去の選挙結果や候補者の顔ぶれから、現与党人民党がもともと有していた両議席を守る可能性が高いと考えられますが、結果やいかに。
東京外国語大学アジア・アフリカ研究所(AA研)”FIELD PLUS”第25号電子版が無料公開されました。当方の寄稿もオープンアクセスになっております。ぜひご一読ください。
2021モンゴル大統領選挙一口メモ、最終回は与党モンゴル人民党についてです。創立、そして人民革命100周年の絶対落とせない戦いで圧勝したものの、むしろこれからが本当の問題になります。
気がつけば大統領選挙から1週間以上過ぎてしまいました(汗)この間の動きも含めて、選挙後のモンゴル国政治について、候補を擁立した政党を中心に考えてみたいと思います。
2021年モンゴル国大統領選挙初回投票が6月9日に行われました。投票終了後に開票結果の速報が何回か発表されており、モンゴル人民党フレルスフ前首相が大差で当選、2回目投票は行われないことが確実です。以下、結果の概要を簡単に見ていきます。
2021年モンゴル大統領選挙一口メモ、今回は労働国民党が擁立し、同党が主導して国会に議席を有する「正しい人・有権者」同盟から立候補したエンフバト元国会議員を取り上げます。
今回は2021年モンゴル大統領選挙立候補者のうち、最大野党民主党(エルデネ派)ソドノムゾンドイン・エルデネ前AN党首を取り上げます。なお丸カッコ書きがついているのは理由があります。
今回から2021年モンゴル大統領選挙の候補者3名について、順に簡単な紹介を書いていきます。まずは与党候補のフレルスフ前首相から。
2021年6月9日に行われるモンゴルの大統領選挙。COVID-19パンデミックが収まらない中、どのように行われるのかを簡単にまとめました。
2021年6月9日、モンゴルで大統領選挙が行われます。そこで今回からモンゴルの大統領と選挙について、シリーズで見ていきます。まずは2019年に施行された改正憲法に基づき、モンゴルの大統領制度についてご紹介します。