第20回世界社会学会議で二つ目となる研究報告を、6月27日に行われたセッション293 "Values in Transition and Development: New Findings from the World Values Survey"で行いました。面白いぐらい全身の力が抜けています。
第20回世界社会学会議で予定していた研究報告のうち、2件目かつ今回最後となる報告を昨日6月27日に行いました。
報告はセッション293 "Values in Transition and Development: New Findings from the World Values Survey"にて、タイトル"Mongolian Attitude Toward People with Different Culture: A Discussion from Analyses of the World Values Survey Data"というものです。
分析の焦点となる項目は前日と一緒ですが、こちらはモンゴル一国に議論を絞っています。セッションのタイトルに世界価値観調査による新たな発見とあるので、モンゴルで初めてとなる世界価値観調査でどのような知見が得られるのか、また得られそうなのかを中心にお話ししたつもりです。
なお、前日の報告については、下記エントリをご覧ください。
世界価値観調査のスタートにも表れるように、モンゴルの社会学研究にも興味深い動きが出てきているようです。
幸いにして今回はモンゴルからも参加者があり、現地の状況についてお話を伺うこともできたので、これを手掛かりに、モンゴルにおける社会学というテーマについても掘り下げていって、広く学界に共有できればと思うところです。