前日のホーム開幕戦では勝ち切れなかった高知ファイティングドッグス。今日の試合に本拠地、そして今季初勝利をかけて臨みます。
この日は丸亀製麺さんのうどん無料配布があり、球場が開く13時より前から多くの人が行列を作っていました。
本日のお品書き。無料配布なので小鉢サイズでも全然おかしくないところ、普通の量でちくわもついてくるのは嬉しいですね。
うどんはセルフサービス。まずはキッチンカーで打ったうどんとちくわを貰います。
あとは天かすとねぎを乗せて、だしをかけます。
というわけで、本日のお昼ご飯ができました。
一方この日は球場前で「防災パーク」を開催。子ども向けにはしご車や消防団のバイク、起震車体験等のイベントが行われています。
うどんを頂いてから球場が開いたので、中に入ります。
バックネット裏のブースには、今年から加わったチアダンスチームのメンバー紹介が掲げられています。そして3年ぶり、昨日から復活した三球三振ターキー賞の案内も。
試合前セレモニー。今季は日曜日の特別ユニフォームができていて、この日が公式戦で初めての着用になりました。
また、本日は安田町のスポーツ少年団がエスコートキッズとして登場です。
そして、安田町からは地元のキャラクター、安田朗（あんたろう）もやって来ました。
流石に特別ユニはないのか、通常ユニを着て、というか着けての登場です。
安田朗は今季からドッグスの応援キャラクターに就任するということで、社長から任命証書の授与がありました。
社長と並んで記念撮影。
ちなみに、安田町はこんなところです。
高知大学朝倉キャンパスから徒歩約13時間で行けます。
試合に移ります。本日のスタメン。両チームとも前日の試合から、選手の入れ替えはごく僅かです。
高知先発のイ・ウォンジュンは初回から三球三振ターキー賞を獲得。
一方の愛媛は先発窪田が順調な立ち上がりです。
この日先制したのは愛媛。3連打で1死満塁として、漆原のレフト奥への大きな当たりが犠牲フライとなって1点を取ります。ただウォンジュンはここで踏みとどまり、失点はこれだけ。
するとその裏、高知は1死2塁から坂口がレフト前にきっちりヒットを放ち、すかさず同点とします。
リードをすぐに失った愛媛でしたが、5回表に再び1死満塁で打者漆原の場面を作ります。今度は漆原の打球がショートへの鋭いゴロに。これはセカンド封殺が精一杯で、愛媛が再び1点を勝ち越します。ただここもウォンジュンが後続を断ち、高知は最少失点で切り抜けます。
6回表、高知は粘投したウォンジュンに代えて影山がマウンドに上がり、愛媛打線を三者凡退に抑えます。
すると愛媛も投手交代。2番手兵頭がこちらも高知打線を三者凡退で斬って取ります。
ところが7回裏、兵頭は1死から古賀に死球を与えると、連続四球で一気に満塁としてしまいます。
ここで弓岡監督は兵頭を諦め、3番手玉置にスイッチします。
この場面で打席に立った坂口の打球はショートゴロ。これで2塁封殺も、坂口が走り切って1塁はセーフ。高知が追いつきました。
8回裏、愛媛は4番手に土居を送ります。その土居に対し、高知は先頭の斗夢が四球を選ぶと嶋村がヒットで続きます。ここでサンフォがきっちり送り、1死2,3塁のチャンスをお膳立てします。
ここで海辺は空振三振に倒れましたが、直後の古賀がショート前に高いバウンドのゴロを放ちます。これが内野安打となり、その間に3塁走者が還ると、さらに2塁走者までホームを狙い、無事生還。高知がこの試合で初めて勝ち越します。
さらに高知が2死1,3塁とチャンスを続けたところで、愛媛は土居を諦め、泊に火消しを任せます。その泊は打者木村を三振で抑え、何とか2点差で最終回に入ります。
その最終回を託されたのは、昨日中継ぎで投げた木谷。この辺の起用法はこれから決めていく段階かも知れません。
その木谷は先頭の石垣に2塁打を打たれながらも、直後の打者を2人抑えます。その後の上野もセカンドゴロでしたが、間一髪で上野の足が勝り、その間に石垣がホームに還って1点差となります。
しかし、続く矢野の放った飛球は難なく坂口のグラブに収まり、試合終了。高知が今季初勝利をモノにしました。
最終スコア。前日に続いて、両チームともチャンスは作りながら得点が不十分という感じです。ただそんな中で、成否はとにかく走りに走った高知に試合が僅かに傾いた、というところです。
本日のヒーローインタビュー。打のヒーロー登場です。
インタビューが終わって記念撮影、なのですが、後ろに注目。なんかいます。
撮影が終わってスクリーンが取り除かれるや、後ろからクーラーボックスやペットボトルを持った選手たちが登場、一斉に本日のヒーローに水や氷を浴びせます。
集中攻撃に遭ったのは古賀。インタビューでもだいぶ元気が良かったので、今季は彼が盛り上げ役になりそうです。
