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土壇場の魔術師:高知ファイティングドッグス対福岡ソフトバンクホークス三軍@高知(2024.5.23.)

 

 高知ファイティングドッグス福岡ソフトバンクホークス三軍との定期交流戦第2戦。前日の試合では自滅した感が強いドッグスなだけに、ここで名誉挽回といきたいところです。 

 

 

 四国アイランドリーグplus4球団と福岡ソフトバンクホークス三軍との定期交流戦高知ファイティングドッグスは前日に続いて高知での2戦目に臨みます。

 前日の試合はミスを重ねた末の自滅負けと言わざるを得ない内容だっただけに、今日の試合でしっかり改善しておきたいところです。

 なお、この日はデジカメを持って行くのを忘れたため(というか、天気が悪くて試合がないかもと思ってたり……)、画像はスマートフォンでの粗いものになってしまうのをご容赦ください。

 

 この日は5限まで授業があり、終わってから着いた時にはこんなスコアになっていました。

 ちなみに、2回裏の海辺のホームランは売店でカレーができるのを待っている間に知りました。

 

 

 高知先発はウォンジュン。この日は制球に苦しみます。

 

 

 一方のホークスは先発小林が4点を失いながら踏ん張ります。

 

 

 そんな中の4回表、ホークスは1死二三塁からオスーナが昨日に続く3塁打でまずは同点とします。さらに直後の佐久間が三遊間を鋭いライナーで破り、1点を勝ち越しました。

 すると試合はここから膠着状態。互いに相手のミスに付け込もうとはしますが、ホームが遠い展開になります。

 

 

 6回表、高知はウォンジュンを下げ、2番手に若松を起用。2イニングを投げて、ホークス打線に被安打1とほとんどスキを見せません。

 

 

 対するホークスはこの日も6回から1イニング限定の継投が続きます。まずは6回に星野が登板。この名前でピンときた方、そうです、あの福岡での女子高生応援デーでの登板時に登場曲で新潟ブルースを流してドーム全体を失笑させた星野順治コーディネータのご子息です。

 

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 あ、ちなみにこの回は三者凡退でした。

 

 

 続いて76回には育成ルーキーの藤原が登場。こちらも2奪三振三者凡退、高知打線を寄せ付けません。

 

 

 8回表、3番手で上がったのは落合。1点ビハインドですが登板機会を作っておくことになったようです。こちらも結果は三者凡退、2奪三振後にオスーナを内野フライに仕留めています。

 

 

 その裏ホークスは育成3年目の山崎を起用。山崎はエラーと暴投で2死から二塁に走者を背負いますが、奪三振で切り抜けます。

 

 

 直後の9回表に登場したのがドリス。格の違いを見せつけな(アカン)とばかりに打者3人の打球を詰まらせ、難なく10イニング目の登板無失点を記録します。

 そして9回裏。ホークスはここで投手を代えず、山崎に〆を託します。その山崎は代打斗夢をレフトフライ、1番海辺を三振として、あっさり2死を奪います。

 敗色濃厚の高知、打席に立ったのは昨日のタイムリーエラーにこの日は4打席凡退とどうにも冴えない山保。その山保が山崎を前に放った当たりはショートへのゴロ。ところがこれが内野安打となり、後がない場面で高知が踏みとどまります。さらに、続く坂口はレフトへのヒットを放って一二塁、4番嶋村に望みをつなぎます。

 

 

 そして嶋村が放った打球は三塁手を越えてレフト線へ!打球が転がる間に二塁代走富永が生還し、高知が土壇場で同点とします。続く一走坂口もホームを狙いますが、これは重松の送球に阻まれタッチアウトでした。

 

 

 これで試合は5-5で終了。坂口の走塁はギャンブルもいいところでしたが、既に2死だったので、打つべき博打を打ったと言うべきでしょう。とにもかくにも連敗になる寸前で負けを消せたのは大きいです。

 高知ファイティングドッグスは翌日もホークス三軍との試合がありますが、こちらは非公式の練習試合。この日と前日の試合が流れた際の予備日が不要になったので、リーグ戦とは別途試合を行うということです。

 そしてその翌日は高知でのナイター、その次の26日(日)にはマリンでの試合が控えています。