毎年恒例の四国アイランドリーグplus各球団と福岡ソフトバンクホークス三軍との定期交流戦。高知ファイティングドッグスにとって今季初となる試合が行われました。
四国アイランドリーグplus各球団と福岡ソフトバンクホークス三軍が毎年行っている定期交流戦。今年も前期と後期それぞれでホーム2試合、ビジター2試合、計8試合が組まれています。成績はチーム・個人とも公式記録に記載されます。
高知ファイティングドッグスの前期交流戦は終盤に集中、5月22日(水)に今季初となる試合が高知球場で行われました。
職場からの行きしなに立ち寄ったコンビニで、小豆島フェアが行われていたので購入決定。いくつかメニューがありましたが、今回はうどんにしました。
着いた時には試合が始まったところ。先発加藤はいきなり満塁の走者を背負う展開でしたが、何とか無失点で切り抜けます。
一方のホークス三軍は育成の赤羽が先発。三軍ですからほとんどが育成選手です。むしろなぜ牧原巧が来てるんだ
さて、1回のピンチをしのいだファイティングドッグス。その裏に先頭の海辺が出塁すると、坂口の犠牲フライで1点を先制します。
ところが、直後に加藤がまたも走者を溜めてしまいます。それでも2死まで漕ぎつけて、2番西尾をファーストゴロに打ち取ってベースカバーに走りますが、ファースト山保のトスが大きく上がってしまって捕球できず、ボールが転がる間に2者が還って逆転されてしまいます。
その後も走者を多数背負いながら何とか失点を免れる加藤。一方の打線は4回に1死一二塁から長嶋がライト線沿いに転がる二塁打を放ち、同点とします。
ところが5回表、2死二塁の場面で9番オスーナが放ったセカンド後方のフライを木村が捕りきれず(記録はエラー)、ホークスに再び勝ち越しを許してしまいます。その裏ドッグスは赤羽を攻めきれず、2-3で5回が終了します。
グランド整備間の抽選会。この日はJICA(国際協力機構)が進める南米の野球指導者を対象とした研修プログラムで、ブラジル・ボリビア・パラグアイの野球指導者各2名が高知球場に来ており、抽選会の際にグラウンドに登場しました。
ちなみに身内ネタですが、この日は弊学部の実習扱いで、学生も数名見かけました。
6回裏からホークスは投手をつぎ込みます。まず上がったのは岡植。姫路から小豆島へのフェリーに乗るときによく前を通る飾磨工業高校からの育成2年目です。
ここでドッグスは先頭斗夢がヒットで出ると、1死から牽制の際にボークが宣告され二塁へ。ここで長嶋がまたもライトにヒットを放ちます。一気にホームを狙う斗夢に対してライトからは好返球、きわどいタイミングになりましたが僅かな差でセーフ、ドッグスがまたも追いつきました。
しかし7回表、ホークスは1死から三代とオスーナが連続三塁打を叩き出し、みたび1点を勝ち越します。
続く重松は空振三振となったもののボールが後ろに逸れ、これが振り逃げとなる間にオスーナが生還します。
その裏、ホークスは3番手に育成ルーキー長水を送ります。長水は自らの暴投で1死三塁のピンチを招きますが、その後は何とか抑えます。
8回表、ドッグスは加藤を下げ、池端を2番手に送ります。池端はこの回を無失点として、反撃を待ちます。
一方のホークスは大卒育成2年目の宮里を起用。こちらも失点を許しません。
そして9回、ホークスは池端を前に1死二三塁のチャンスを作ると、重松の当たりは鋭いゴロ、これにショート山本が対応できずはじいてしまい(記録はエラー)、二者が還ってリードを4点に拡げます。
そしてその裏、ホークス5番手には育成勝負の3年目、瀧本が登場します。
瀧本は2死から代打富永に振り逃げ出塁を許したものの、後は続かせずに試合終了。
最終スコア。この裏で行われた徳島ー香川戦で徳島が大勝しており、既に点灯している徳島インディゴソックスの前期優勝マジックナンバーは6となりました。