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左腕、左腕、また左腕:高知ファイティングドッグス対福岡ソフトバンクホークス三軍@高知(2023.5.17.)

 

 今年も福岡ソフトバンクホークス三軍との間で交流戦が行われます。交流戦での口頭が認められてホークス入り、いまや押しも押されぬ中心選手となった藤井に続くヒーローが出てくるのか、注目です。

 

 

 恒例の福岡ソフトバンクホークス三軍との交流戦が始まりました。2年前には藤井がノーヒットノーランを達成してホークスの目に留まり、そこから入団すぐさま中継ぎエースに成り上がるサクセスストーリーを描いただけに、彼に続く選手が出てくるのか、期待は高まります。

 ちなみに、高知を含む四国アイランドリーグplusでは、ホークスが今季から設置した四軍との対戦も予定しています。ただし三軍との対戦は定期交流戦として公式記録になる一方、四軍戦は非公式戦の扱いです。

 

 

 高知ファイティングドッグス先発は左腕加藤翔。NPB相手にアピールしたいところで初回2回と走者を出してしまいましたが、後続はきっちり絶って無失点。

 

 

 対するホークスは育成1年目の左腕前田が登板。ところが、先頭有田の強襲安打を受けて交番を余儀なくされます。

 

 

 この場面を任されたのが大城。緊急登板も動じることなく、後続三人を凡退させます。

 

 

 スクランブル体制となったホークスは3回に投手交代。こちらも左腕の二番手木村大を送ります。木村大は好打順の高知打線を三者凡退に打ち取ります。

 さらにゼロ行進が続いた5回、ホークスはヒットと盗塁、さらに内野ゴロ間の進塁で1死3塁のチャンスを作り、9番山下がスクイズ成功。ひとまず先制します。

 

 

 その裏、ホークスはまたも左腕、東北楽天から育成で拾われた渡辺佑を起用します。 

 

 

 ここで高知打線が支配下経験もある投手に対して奮起。先頭鳥井のヒットと死球で1死1, 2塁としたところで、サンフォが初球をセンター前に打ち返し、同点とします。さらに攻め立てたいところでしたが、続く山保は併殺となり、攻撃はここまで。

 

 

 6回は両チーム無得点となり、7回に高知は2番手として野里を起用。こちらも売り出したいところ、先頭打者を出して犠打も決められますが、後を抑えて得点は許しません。

 

 

 その裏、ホークスマウンドにはまたも左腕が登板。育成3年目の佐藤宏です。何とか攻め立てたい高知は1死から走者を出しますが、牽制死でチャンスの芽を潰してしまいます。

 

 

 そして8回裏、またまたホークスから左腕が登板。メキシコから来たアルメンタです。勢いのある速球とフリーダムな制球で1死から四球と期待が膨らみましたが、またも牽制死で高知が流れを自ら止めてしまいます。

 

 

 そして最終回は同点ながら秋田が登板。あっさり打者2人を抑えてしまったため、次の打者がフライを打ったところで嶋村が何とか落球して劇場を急ごしらえ。秋田はその後を抑え、何とか四者凡退をアピールします。

 

 

 一方の打線は9回裏に四球と敬遠で1死1, 2塁としますが、続く高橋が空振三振。1-1の引き分けで試合終了となりました。

 

 

 最終スコア。なかなか攻撃が実を結ばず、もどかしい展開が続きます。