第20回世界社会学会議も6日目。今日と明日で終わってしまいます。一抹の寂しさを感じたり、あっという間の会期で自分は何かできただろうかと思ったりしながら、今日も会場に向かいます。
この日もクラウンとコンベンションセンターをはしご。クラウンではディスプレイにステージの宣伝が出ていました。
カジノばかりが注目されるIRですが、いろいろなエンターテインメントやエンターテインメント以外の施設があるんですよね。というか、ないと客を惹き付けられないってことなんでしょうね。どことは言いませんが、大丈夫かな……
この日はコンベンションセンターで昼食。値段が高いからと敬遠していたセンター内のカフェですが、明日で離れるとなったら、少しは試しておきたい気分になりました。
今回はこちらのサンドウィッチにしてみました。chipotleというのが正直どんなものかよく分かっていませんが、モノは試しです。
ただ、どんなものか分かっていないということは、単語の発音も分かっていないということでもあります。なので注文には相当苦労しました……
ともあれ何とか目的のサンドを取り出してもらうと、こちらもキャッシュレスなのでカード決済。するとサンドを奥のホットサンドメーカーで焼き始めました。
その結果がこちらです。あとでchipotleというのを調べたらメキシコの香辛料なのだそうです。
ショーケースに入っている時は結構な大きさでしたが、ホットサンドになって圧縮されて出てきました。この分だと食べやすそうです。
と思ったのですが、ここで肝心なことが頭から抜けていました。質量保存の法則です。科学の基礎です。
大きいサンドが小さくなろうが、質量が変わるはずはありません。そして質量の多い食べ物は、体積が変わってもズシンとくるのです。それにようやく気付いたのは、三度を半分ぐらい食べてからのことでした。美味しいのは美味しいんですけどね。
とりあえずサンドを平らげて、時間もあるので腹ごなしにコンベンションセンターの近くを歩いてみることにします。
ヤラ川の対岸に魚がいました。
近づいてみるとこんな感じ。しっかり固定されていて、動くことはなさそうです。
にしても、なぜ魚。川の近くだからおかしなものでもないのですが、なぜ。
さらに歩くと、こんなベンチがありました。いや、ベンチ……ですよね?
ヤラ川を離れると、大きな交差点に出ました。案内標識の中には「ウルンジェリ通り」という名前も。先住民の位置付けについて、あらためて考えさせられます。
さて、この日はセッションが早々に終わり、夜はフェアウェルパーティーが開かれます。祭りの終わりがさらに近づいています。
ただパーティーは有料ですし、特にやることもないので、今回はパス。ホテルに戻ってテレビでも見ることにします。オージーフットボールの中継が気になりますし。
テレビをつけると、女子サッカーW杯のPRが流れてきました。
恥ずかしながら、この時になって初めて、W杯がオーストラリアで開催(ニュージーランドと共催)されるのを認識しました。日本代表の優勝からはや12年、歳月が経ってしまったのを痛感します。
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