第20回世界社会学会議3日目、研究報告2回目が午後に入っています。これさえ乗り切れば後は野となれ山となれ、じゃなくて何とかなるはずです。
ヤラ川河畔に小さな艀があったのを前の日に見ていて、何かと思ったら今日はヘリコプターが停まっていました。といっても民間の遊覧飛行用のヘリコプターが利用しているようで、土佐の山間で見る緊急用のものとはわけが違うようです。
今日も会場をはしごする予定ですが、ここでうっかりしがちなのが会場のフロアです。
オーストラリアは階数表示がイギリス式で、日本なら1階となる地上階が「グラウンド・フロア」となります。たいていは"G"と省略して表されるそうです。そして、地上階のすぐ上から、1階、2階……となっていきます。
なので、コンベンションセンターの部屋番号も100番台が日本やアメリカでいう2階、200番台が同じく3階の部屋に割り振られています。というわけで、こちらの掲示も地上階にはありません。
この辺、事前に調べて頭では理解していたつもりなのですが、いざ現地に行ってみるとうっかりして階数を間違えることもありました。慣れてしまえばどうということはないのでしょうが、その頃には会議が終わっているんですよね……
コンベンションセンターのお手洗い。全ジェンダー向けというのがありました。ちょっと不安はあるのですが、男性用を探すのも大変なので、とりあえずこちらへ。
ただ入ってみると、女性と思しき人たちが列を作っています。えっ、ひょっとしてやらかしちゃった!?怖くなって表に出て確認しましたが、あるのはやはりこの掲示。なので入り直すと、余程私が慌てているように見えたのか、すぐ前の人が「ここはmulti-sexですよ」と教えてくれました。
それで心配は解消されたの一方で、この場でジェンダー(gender)ではなくセックス(sex)を使うんだ、という意外感もありました。あ、でも、考えてみたら生物学上の話にもなりますね。場所が場所だけに。
なお、トイレは全部個室でした。そりゃそうですよね。
そして報告、ですが、こちらも既に書いたので省略。またセッション後は司会と報告者で記念撮影をしたのですが、そちらの写真も私のものではないので、掲載は控えます。
自分の報告が終わり、さらに別のセッションに出て、この日も帰りはすっかり夜になってから。とりあえず、報告に関しては現状でできることはやった、という思いはあるので、評価は聴衆の方々に委ねたいと思います。前日よりは多かったし。
帰り道にスーパーで買い出しをしてホテルへ。いつも生野菜では飽きるので、ちょっと変化を加えてみます。
ちょっと張り込んでIPAビールを。といっても売っていた中では安い部類に入るのですが、それでも6本で20ドルを上回るんですよね。味はしっかりしたIPAで良かったのですが、発泡酒だとか第3のビールだとかがある日本とは大違いです……
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