3710920269

「地域」研究者にして大学教員がお届けする「地域」のいろんなモノゴトや研究(?)もろもろ。

第20回世界社会学会議参加記(4)開催地点描


 第20回世界社会学会議は中日の4日目になりました。この日は各セッションに加えて、私が所属するRC20のビジネス・ミーティングが予定されています。ただそれらについて無許可で公開するのは信義に反するので、いろいろと見たものをちらほらと。

 

 

 

 ヤラ川を渡っていると、日本でいう水上バスのような船が向かってくるのを見かけました。残念ながらこの船については調べても分からなかったのですが、フェリーや水上タクシーはいくつかあるようですね。

 

 

 この日もコンベンションセンターとクラウンを行き来してセッションをはしごします。

 大会のプログラムは公式アプリで見ることができるのですが、経済と社会をテーマとするRC02は、両会場にセッション一覧のポスターを掲示していました。写真だと文字が読めないと思いますが、ともあれデバイスなしで直接情報が得られるのはやはりありがたいです。

 

 

 本日の昼食。期限直前の割引なのはお約束ですが、それにしてもこの値段。ただロビーで買ったコーヒーよりは安いです。

 

 

 ちなみに、コンベンションセンターの物販は全てキャッシュレス。クレジットカードを持っていたから良かったものの、非接触決済がうまくいかず難儀しました。スマホ決済に至ってはそもそも日本でも使ったことがなく、テクノロジーの発展に追いついていないのを実感します。

 とはいえ受けられる恩恵もあって、今回は会期中の特設wifiサービスにお世話になっています。ちょうど昼食が済んで間があるので、日本から持ち越した仕事のやりとりをしたり、月末〆切の報告要旨を書いて送ったり、等々です。って、これが「恩恵」なのかどうか、という気もしますが。

 ただ、wifiが使えるとなると、セッション中にスマホをいじる人も出てきます。分からない単語や話があればすぐ調べられますし、報告内容によっては、どうしても「ながら」で聞く人も出てきます。全員がセッションの全ての報告に強い関心があるとは限りませんからね。

 なお、「ながら」と言えばセッション中に編み物を始める人もいました。その発想はなかったです。

 

 

 コンベンションセンターから、クラウンでのビジネスミーティングへ。

 先述の通りクラウンはIR施設で、メインゲートのすぐそばに広いカジノがあります。そして、カジノの内外には過度の遊興を戒める掲示があちこちに出ていました。これもその一つで、「失っているのはお金だけですか?」と問いかけています。

 日本でIRを始めると言うのであれば、こういう啓発も必要だろうとは思うのですが、さてどこまでできるでしょうかね。

 

 

 ビジネスミーティングも終わり、本日の予定終了。午後6時過ぎですが既に空は暗く、クラウンの向かいにあるエキシビションセンターの掲示がライトに照らされています。

 

 

 ヤラ川沿いでは焚き火がたかれ、時折爆発的に燃えています。

 

 

 すぐそばがクラウンの建物なので、これらもその施設の一部なのでしょう。

 

 

 爆発の瞬間。相当明るくなるので、手ブレさえしなければ撮影はしやすいです。ってそんな問題じゃないようにも思うのですが……

 

 

 帰りにビールを買ってホテルに戻りました。相対的に安いものを、とは思うのですが、だんだん物価の感覚が日本にいた時から変わってきている気がしてきています。

 

[前回エントリ]

www.3710920.com

 

[次回エントリ]書くと思います