4年ぶりの本祭として開催される第70回よさこい祭り。高知市内各地の競演場・演舞場に、今回新たに高知大学演舞場が加わりました。初日10日は台風により中止となったものの、本日11日は無事開催決定。記念すべき「杮落し」に行ってきました。
今日は大学の駐車場がほぼ使えないので、JRで行こうと思ったところ、昨日の台風の余波で運転見合わせが続いていたことに駅に着いてから気づきました。
仕方なく電車通りまで歩き、とさでんに乗って朝倉まで行ったのですが、開始時間は大幅に遅れてしまい、最初の方の踊りは見られず。知っている学生も出ていたので残念です。
仕方がないので、まずは気分を切り替えましょう。
地域協働学部大豊(西日本高速道路エンジニアリング四国)班の3年生が地元大豊町で獲れた(?)リアカーを改造してキッチンカー(??)に仕立て上げ、いろいろなイベントで出店しています。
大豊町といえばジビエというので、ジビエソーセージも販売中。なのですが、昼ご飯には少し早いのと、何より真夏の陽気が戻ってきたので、今回は氷菓を頂くことにします。
今回は本葛氷(500円)を頂きました。ふかふかの食感で心が安らぎます。
ちなみにこちらのリアカー、8月19日と20日に中央公園で出店予定です。当日はよさこいアニメフェスティバルVol.3が開催されるとのことで、参加される方は是非このリアカーも探してみてくださいね。
さて、今日開設された高知大学演舞場。よさこい祭りの踊りの会場には競演場と演舞場があり、チーム表彰の審査が行われるのが競演場、行われないのが演舞場です。ただ演舞場でも個人表彰の審査はあり、受賞した踊り手にはメダルがその場で贈られます。
踊りながら前へ前へ進むのがよさこい踊りの鉄則(ステージ形式の会場を除く)。踊りの音楽を流す地方車(じがたしゃ)も、それに合わせてゆっくり進むのが原則です。
ただ高知大学演舞場は朝倉キャンパスの自動車通行禁止の大通りに設定されていて、かつ距離もさほど長くないので、各チームの地方車は会場に乗り入れません。
代わりに、こちらの共通の地方車が踊り手のゴール地点に置かれていて、ここから音楽を流し、車上でのパフォーマンスを行うことになります。
そこそこ賑わっている会場で、スタート地点近くでようやく場所を確保。ちょうど「なかとさもん」の演舞が始まるところでした。聞けば代表は元南溟寮(男子寮)の寮生だったとのことです。
ちなみに、来るときの電車で南溟寮の踊り手の面々が市内に繰り出すところに通りかかったのですが……見なかったことにしましょう。
続いては須賀IZANAI連。衣装替えも入った高度な振り付けです。
こちらは香川県丸亀市から来た丸亀ごんな連。踊りの躍動感に加えて、フラフ(旗)の迫力も凄い。踊り手と観客の距離が近いのを良いことに、観客すれすれまで旗を振り回しています。
私の頭上をかすめたフラフ(笑)。この迫力です。
こちらは「やいろ」。愛知、大阪、徳島等各地から集まったチームです。
高知大学演舞場は1日10組、高知大学に縁のあるチームが事前申し込みの上で踊ることになります。なので、こちらのチームも卒業生等がメンバーにいるか確認して申し込んだとのことです。
次は華舞鬼蜂。岡山からの参加です。
人文社会科学部棟の前に翻る華舞鬼蜂のフラフ。不思議な感覚がします。
ご存知高知銀行。人数も多くますます賑やかになります。本学には四国銀行と共用のATMがあるほどで、縁がないわけがありません(笑)
こんどは愛媛県から来た愛・彩媛。
いわゆる地方国大のイメージとは違うと思いますが、実は高知大学は県外出身の学生が圧倒的に多いのが特徴です。なので、隣県ともなれば出身者は結構いるのです。
そして本日最後の演舞となったのが「柳葉魚のざわめき」。今回初参加となる東京のチームです。
モダンダンスをイメージさせる振り付けの踊り手たちが踊り歩いていき、高知大学演舞場本日の演舞は終了します。
こちらは午前中だけの演舞場ですが、市内の他の競演場・演舞場はむしろこれから始まるところが多くなっています。しかも明日12日は全国大会もあり、13日夜は順延されていた花火大会も予定。祭りはむしろこれからです。
なお、高知大学演舞場はこちらの皆様の協賛と、クラウドファンディングによるご支援で運営されています。ありがとうございます。