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「地域」研究者にして大学教員がお届けする「地域」のいろんなモノゴトや研究(?)もろもろ。

2019・よさこい祭り本番二日目諸景(後)「お街」の競演場と演舞場

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 上町四丁目から満員電車に乗って、高知市の中心街「お街(まち)」にやって来ました。昨日に続いて、ここでも各チームの演舞を見ていきます。

  

 

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 帯屋町演舞場に着くと、auが踊りを始めるところでした。踊り手の長い行列が続いた後に、あのロゴのフラフが登場します。

 

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 踊りの開始に備えて、フラフが揚がりました。お馴染みの色、お馴染みのロゴが、今日もアーケードにひるがえります。

 

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 実は万々には昼食前に出かけたのですが、その後も上町・帯屋町と回っていると、いくらなんでも限界を感じてきます。ひとまず栄養補給のために一次離脱して、商店街に戻ってみると、高知市内からのチーム「十人十彩」がやって来ました。

 

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 賞レースの常連だけあって、衣装も凝っていれば動きもピシリと揃っています。

 

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 次はセントラルグループよさこい踊り子隊。昨年の休止を経て、2年ぶりに帰って来ました。

 

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 二人の纏持ちを先導に、真っ赤な衣装に身を包んだ一団が現れます。赤基調の衣装はほかにもあるのですが、こちらはほぼ一色の羽織で異彩を放ちます。

 

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 そして始まった踊りは、アグレッシブそのものという印象。こうして見ると、燃えるような赤でなければ、勢いが削がれるでしょうし、この衣装は非常に納得です。

 

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 という踊り手の後をわんピーが追うのも、いかにもセントラルグループです。

 

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 続いてはご存知「ほにや」。高知(特に市内で知らない人はいないんじゃないか、というぐらいの有力チームです。

 

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 先導は旗持ち。帯屋町商店街にある本店前に踊り手の顔出しパネルがあって、市内ではお馴染みのイメージの衣装です。

 

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 踊り手たちが来ました。このクラスになると、素人目で見ても動作の機敏さや細かさが違います、って前もどっかで言った気がするな。

 

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 行列を締める男性の踊り子。どうやら今年も受賞は堅そうです。

 

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 さらに有名どころが続きます。大きな扇子を旗印に、今度は「とらっくよさこいちふれ)」の登場です。

 

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 鮮やかに竜を染め上げた衣装を大きく広げ、踊り手たちが踊っています。

 

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 そしてその裏、見えにくいアングルで申し訳ないのですが、橙色の字に虎が描かれています。見事なコントラストが、躍動的な踊りをさらに強くアピールします。

 それぞれのチームが趣を凝らした踊りを見ている間に、日はだいぶ傾いてきました。疲れも出れば汗だくにもなったので、あとはテレビやネットの中継を見ることにして引き上げます。するとその道中、

 

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 帯屋町と追手筋の間、柳町の演舞場で演舞が始まっていました。先程見たほにやの一団が、歓楽街を通っていきます。

 ここは開催時間が限られていて、本番二日目の夕方から夜にかけてしか開きません。もうそういう時間になったのかと驚きつつも、実はこれまで見に来られていなかったので、望外の得をした気分です。

 

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 さらに帰り道に追手筋を通ったら、ほにやはほにやでも、ジュニアチームの「ほにやっこ」の面々が踊りを終えるところでした。

 もっとも、ジュニアと言っても衣装は本隊同様の本格的なもの。こうして踊りが引き継がれていくんですねぇ。

 

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 本番最後、もう1チームぐらいは見ておきたいので、高知城演舞場に来ました。ちょうどステージに踊り手たちが飛び出すところです。

 

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 踊るのは岡山県から来た「我楽多」。今回が3回目のチームです。

 

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 今回は酒蔵をイメージしたとのことで、衣装にもいかにもな前掛けが入っています。 テーマを強く打ち出した踊りも、よさこい祭りの楽しみです。

 ということで、本番二日目の観覧は終了。一日目と合わせて、新たな競演場・演舞場へいろいろ出かけられたのは良かったです。

 ちなみに、残る未踏の地は、旭演舞場、秦演舞場、梅ノ辻競演場の3つ(休止中の知寄町競演場は除く)。遠い所ばかり残ってしまいました。来年行けるかしら(苦笑

 

 なお、二日目の前篇は下記リンク先から、

 

www.3710920.com

 

 さらに遡って一日目の様子は以下からどうぞ。

 

www.3710920.com