2022年よさこい鳴子踊り特別演舞、2日目は高知駅前と秦の演舞場に観に行ってきました。チームが多いので記述少なめで一気にお届けします。
2022年よさこい鳴子踊り特別演舞の2日目です。今回は高知駅前演舞場を経由して、これまで行ったことのない秦演舞場に足を延ばそうと思います。ちなみに1日目のもようは下記エントリにて。
会場を2箇所回るので、いきおい観るチーム数は多くなります。なので、ここからは写真多め、記述少なめで一気にご覧いただきます。
まずは大阪が拠点のチーム「夢源風人」(むげんかじぴとぅ)。辺りが暗いですが別に夕方でも夜でもなくて、曇り空になっていただけです。
今年のテーマは「まるまんてん」。
高知駅前演舞場は立ち位置によっては中央ステージやテントで視界がだいぶ遮られて、フラフが見えないことがあるので、こうやって巡回してもらえる方がありがたいです。持ち手は大変でしょうが……
続いては旭でも見た「なかとさもん」。
大漁旗を描いた衣装が、祭りのハレの気分をさらに高めます。
今年はキッズフラフ隊も登場。こうして英才教育が施されていきます。
お次は備後福山からの「備後ばらバラよさこい踊り隊」。
こちらはシンプルながら、明るさが際立つ衣装です。
バラの街福山。手持ちのフラフもバラがふんだんに描かれています。
こちらは「天空しなと屋 吉長」。
天空しなと屋は複数のチームで参加していますが、こちらはメンバー全て50歳以上のチームです。
特別演舞では踊っている時にマスクは不要なのですが、このチームではマスク着用で踊っている踊り手もいます。この辺は個人の判断です。
続いては学生団体コンパスよさこいチーム叢雲がスタンバイ。 #撮る人は撮られる人
今年の踊りは、幼虫が揚羽蝶へと変化する様を描いたものだそうです。
団体にもよりますが、学生よさこいチームに踊りで参加するのは、基本的に3年生まで。今年中止になっていたら、いちども祭りで踊れずに引退を強いられた学生が出てきたわけです。その点は、本当に良かったと心底思っています。
こんどは県外からの学生チーム。香川大学よさこい連「風華」です。
こちらは黒が目立つ衣装、
と思ったら早替えで一気に鮮やかに。これもよさこい踊りの魅力の一つです。
その次には高知市役所踊り子隊が登場。もちろん今年も正調よさこい踊りです。
お馴染みの踊りが、高知駅前にももんてきました。
ちなみに、この後に正調踊りの飛び入り参加の機会もありました。一瞬身体が動いたのですが、ちょうど日刺しがきつくなったのでパス(苦)
続いては祭屋(さいや)が登場。高知市に加えて東部安芸市と田野町を中心とするチームです。相互フォローありがとうございます
ちょっと雲が多い空に、明るい衣装とフラフがかえって映えます。
踊り手とあおり、さらには団扇を持った客席までもが加わって、祭りの盛り上がりを作っていきます。
そしてやって来たのは、こちらもご存知濱長花神楽。
落ち着いた日本舞踊から、躍動的な舞が繰り広げられます。
そして今年も出ました、名物の晒し!これを見てこその話ですよね。
後にやって来たのは、学生よさこいチーム「粋恋」。高知大学生・高知県立大学生によるチームです。
㌧㌦
……って既に廃語になってたりして。 #死語の誤用を撲滅する会
他の学生チームも含めてなのですが、仕事の帰りがけに練習しているのを日常的に見てきました。
2年の空白を経て、その努力が報われる日が来たと思うと、感慨を禁じえません。
高知駅前演舞場、まだまだいろいろなチームが来るのですが、今日の本来の目的は秦に行くことでした。
というわけで、ここで移動します。
秦演舞場にやって来ました。
ってイオンじゃないか、と思った方、イオンモール高知の1階駐車場が演舞場になっているのです。
ただ、他の会場が混み合っているあおりで、着いてみると演舞場に来たチームがいません。なのでイオンがあるのを幸いに、ちょっと休憩。
演舞場に再び来てみたところ、はたして地方車が到着していました。木材をふんだんに使った、特徴的なデザインです。
こちらは七福よさこい連祝禧(いわいめでた)。東京のチームですが、地方車は高知県嶺北は本山町の素材を使って、ばうむ合同会社が制作したとのこと。確かに、いかにもばうむな意匠です。
もちろん踊りもバッチリ。躍動感が違います。
その後は高知駅前に続いて、市役所の踊り隊です。
正調一筋の踊り隊ですが、しんがりの別隊だけは振りが違うことを、この歳になって初めて知りました。
続いては、岡山拠点のチーム俄嘉屋です。
どこか哀しくも美しい恋の物語を、華やかな踊りで表現していきます。
イオンモール前に翻るフラフ。シュールな光景と言えなくもないですが、ともあれ3年ぶりに帰ってきた光景です。
さらに、東京・大阪のチーム「なるたか」が登場。地方車はリープルがアクセントになっています。
今回のテーマは「起志快晴」。去年届けられなかったテーマを持って、今年高知に再来です。
女性がフラフを掲げています。実は見るのは初めてですが、今後増えていくことでしょう。
今度は地元のチームです。土佐市からやってきた、総合クラブとさ青龍の演舞です。
土佐市の夏の風物詩、大綱まつりでも使われるという太鼓。今年は無念の中止となりましたが、それでも祭りの場で響いています。
フラフを掲げているのは中学3年生とのこと。将来が楽しみです。
この後も祭りは続くのですが、各チームの移動の都合もあって、いったん間が空きます。なので秦での観覧はこのぐらいにして、残りはテレビ中継に頼ることにしました。
よさこい本祭の会場のうち、今年の特別演舞で旭と秦の演舞場に行ったことで、残るは梅ノ辻競演場だけとなりました。
ただ、今年は枡形、菜園場、愛宕とともに開設されず。本祭がもんてきたら再開されると信じて待つしかありませんね。また長い1年が始まります。