二日間の本番を終えた第65回よさこい祭り。いよいよ最終日の全国大会です。高知県外各地から参加したチームに、県内の受賞チームが、祭り最後の華を咲かせます。
高知城演舞場に出かけると、尾﨑県知事がステージ中央に立っています。各チームの代表が揃う中、全国大会開会の挨拶中でした。ちゃんと振休取ってくださいね
開会式から演舞が始まるまでは時間があるので、その間に中央公園競演場まで来ました。こちらは
ステージに上がったのは、県外どころか海外からのチームでした。18ヶ国・地域からの参加者が集結した高知県よさこいアンバサダー絆国際チームです。
高知に縁がある(ボーカル兼もろもろの人が高知出身)フラチナリズムをバックに踊ります。
世界各地から集まるともなれば、練習機会も限られていたでしょうに、そうとは思わせないほどの堂々たる演舞でした。
続いては「東京学生“生っ粋”」。県外の学生主体のチームはいくつもあるのですが、こちらは高知で踊るのは初めてだそうです。よさこいが全国に広がって久しい中、何年も活動していても高知にはまだ来たことがない、というチームは意外とあるのかも知れませんね。
演舞の途中で衣装の早替わり。最近ちょこちょこ見かけます。
ちなみに、参加者の中には今日高知に来てそのまま夜行バスで帰る人もいるとのこと。青春ですねぇ(遠い目
一方こちらは広島県からの「備後新選組」。全国大会に合わせての出場のようです。
昨年の大雨による被害をはねのけての出場。勢いある踊りに会場が盛り上がります。
お次は山口県下関市からの「舞龍人」。実は、先程のチームもそうなんですが、よさこい祭りのウェブサイトにはなぜか掲載されてないのです。全国大会のみ参加ということなんでしょうか。この辺は私も良く分かっていません。
ともあれ、うだる暑さを一瞬だけでも忘れさせてくれるような、爽やかな衣装と踊りです。
続いて登場した大阪からの「夢舞隊」。秘密の趣向を凝らした踊りというので、何かと思ったら、
狐のお面をかぶった踊りです。確かに、これまでのよさこいでは見た覚えのない趣向です。
中央公園から北に向かうと、宴一座~宙~が横切ってきます。この辺りが帯屋町演舞場の半分を超えたあたりになります。
このチームもそうなのですが、本番の参加チームには記載されていないけれど、全国大会に参加するチームがあるんですよね。気になってウェブサイトを見ても、「参加予定」で本番がなくて全国大会のみ出ていたり。
この辺、どういうシステムになっているのかが分からないんですけど、可能な限り多くのチームが参加できるように努めているのなら、こちらとしては文句は一切ありません。
追手筋にやって来ました。地方車が列を成していますが、全国大会では他県のチームが県内のチームの地方車を借りることが普通にあります。俵屋グループは受賞しているので別ですが、ここで並んでいる地方車のチームが登場するとは限りません。
そうするうちに、別のチームの踊り手たちが登場してきました。本番は追手筋の路上で待機するのですが、今日は出場チームが少ないせいか、近くの高校で待機していたようです。
ここで出てきたのは「祭屋よさこい踊り子隊」。高知市のチームとなっていますが、むしろ安芸市のイメージが強いところです。ただ、ここでは踊りが見られないので、先回りしてみましょう。
追手筋競演場の終点付近までやって来ました。ピシッと隊列を揃えた踊り手たちが、ラストスパートに向かってきています。
祭屋は今年10年目にして初の受賞(地区競演場連合会奨励賞)。地方車にも誇らしげな装飾が掲げられています。
炎天下の長いルートを踊り切った踊り手たちが、続々とゴールに駆け込んできます。
まずは、本当にお疲れ様でした。そしておめでとうございます。
というところで、今年の3日間のよさこい観覧は終了。前回エントリで書いたことにもなりますが、来年は未踏の競演場・演舞場に行くのが最優先です。で、踊りたくないと言えばウソになりますが、練習の時間がないですし(苦笑)
ちなみに、本番については下記のエントリからどうぞ。