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「地域」研究者にして大学教員がお届けする「地域」のいろんなモノゴトや研究(?)もろもろ。

ドリス初先発:高知ファイティングドッグス対徳島インディゴソックス@高知(2024.7.17.)

 

 NPBで中継ぎ抑えとして活躍したドリスがなんと予告先発。気になって観に行ってきました。

 

 

 

 この日は県内の大手専門学校グループ龍馬学園のスポンサー試合。学生がデザインしたトレーディングカードが来場者プレゼントになっていて、影山のカードが当たりました。

 

www.kochi-fd.com

 

 

 まだ夕暮れ時の高知球場、まっさらな内野グラウンドとマウンドに先発ドリスが現れました。

 

 

 始球式は龍馬学園の学生と、マスコットりょうまる君が行いました。

 

 

 そしていよいよ登板。初回は打者こそ出したものの無難に抑えます。

 

 

 そのドリスに対するは徳島先発川口。こちらも問題ない立ち上がりです。

 

 

 ところが、ドリスは2イニング目に乱調。ボールが上擦って満塁としてしまい、塩崎には右中間を破られます。これで走者一掃、さらに三塁への送球が逸れると、カバーが誰もいなかったために塩崎は悠々ホームイン、いきなり4点を献上してしまいました。

 

 

 その後、試合は一旦小康状態になったものの、5回表には一死二塁から徳島がエンドランを仕掛けて成功。一二塁間のヒットで二塁走者がそのままホームまで走り切り、1点を追加しました。

 

 

 その裏も高知は川口の前に抑えられて、5-0で5回が終わります。グラウンド整備の間には、抽選会に続いて龍馬学園の留学生による国際麻袋レースを開催。ちなみに僅差で勝ったのはネパールからの留学生でした。

 

 

 6回表、高知はドリスに代えて影山を投入。ちなみに、この日は途中まで球速表示の具合が悪かったのですが、確認できた範囲での最速は150km/hでした。

 その後を受けた影山ですが、勢いに乗る徳島を相手に一死二三塁のピンチを招いてしまいます。

 

 

 ここで柏木に前進守備のセカンド横を破るヒットを打たれ、走者2人が生還。

 

 

 一方その裏、徳島は二番手に宮路を起用。川口に続いてゼロ行進を続けていきます。

 

 

 直後の7回表、高知は小田切がマウンドに向かいます。しかしその小田切も一死一三塁とピンチを背負います。

 

 

 ここで佐和田の当たりはファースト正面へ。しかし打球を収めきれず、ホームに向かう三塁走者は刺せません。仕方なく打者走者のみアウトとしましたが、点差は8点となりました。

 

 

 その裏も高知の攻撃は無得点。というか、この間そもそもヒットが出ていません。

 徳島が継投ノーヒットノーラン達成かという注目が集まる中、8回のマウンドに上がったのは斎藤。

 

 

 この回も打者2人が倒れましたが、ここで主将サンフォが二遊間を破る意地のヒット。記録は何とか回避します。

 

 

 そして最終回、徳島は山崎が〆にかかります。

 

 

 未だヒット1本の高知でしたが、一死から坂口がレフトへの二塁打。続く長嶋が倒れて3番海辺の当たりは平凡なサードゴロ。ところがサードが送球を大きく上に逸らし、その間に坂口が還って高知がようやく1点を入れます。

 

 

 その後も嶋村に代わって出場の大川口がヒットで食い下がりますが、代打杉木が山崎を打てず試合終了。

 

 

 最終スコア。裏の攻撃が攻撃だったので、スコアや徳島のヒット数の割に早い試合展開となりました。