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「地域」研究者にして大学教員がお届けする「地域」のいろんなモノゴトや研究(?)もろもろ。

第27回よさこい全国大会を観てきました

 

 2025年のよさこい祭りも最終日。第27回よさこい全国大会を観に行ってみました。

 

 

 

 今年もあっという間によさこい祭りの最終日となってしまいました。この日は第27回よさこい全国大会の開催日。高知県外からのチームと本祭の受賞チーム(地区競演場連合会地方車奨励賞を除く)22チームが追手筋・高知城・帯屋町・東洋電化中央公園で演舞を繰り広げます。帯屋町商店街には参加チームの名前の入った大きな垂れ幕が架かっています。

 なお、県外からの出場チーム一覧は高知市観光協会のサイトから、受賞チームは高知新聞の速報からご覧ください。

 

welcome-kochi.jp

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 高知城演舞場に行くと、開会式の真っただ中でした。受賞22チームに続いて、各地からのチームが順に紹介されています。

 

 

 開催地を代表して、まずは高知市長のご挨拶。

 

 

 続いて高知県知事のご挨拶。

 

 

 そしていよいよ全国大会の始まり。各チームの代表者がチームの元に戻り、それぞれ最初に演舞する会場へと散らばっていきます。

 

 

 この後は東洋電化中央公園に行くつもりなのですが、その前に腹ごしらえ。ここでバテるわけにはいかないので、ハンバーガーをがっつきます。

 

 

 しっかり食べてから中央公園競演場に来ました。ちょうど演舞していたのは東京からの「東京よさこい Summer Zipper」。坂本龍馬が長崎に滞在していた時期に彼を支援していたという茶の貿易商大浦慶にちなんだ踊りです。

 

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 途中の早変わり。二次元バーコードがありますが、どこに飛ぶかは試していないので分かりません。

 

 

 ステージ前の座席は、昼間は無料で開放されています。ただなかなか伝わっておらず(私も来てだいぶたってから無料なのに気がつきました)、後ろには空席もあり、柵の外では立ち席で見ている人も結構います。

 

 

 Summer Zipperに続いては富山県からの「Rey華繚乱」。

 

 

 結成25周年目にしてついに高知デビューです。

 

 

 続いては三重県からの「よさこい塾・ありがた屋」が登場。「高知に生まれたかった」が合言葉です。

 

 

 大きなフラフには、金太郎が鳴子でカツオを釣り上げているのが描かれています。やはり鳴子あってのよさこい鳴子踊りです。

 

 

 こんどは広島県からの「踊り陣 叶和」(おどりじん とわ)。

 

 

 総勢70名、県外チームとしては大所帯です。

 

 

 最年長は77歳、大きな扇を悠々と振り回しています。

 

 

 さらに大人数のチームが登場しました。早稲田大学”踊り侍”です。

 

 

 ステージだけでは収まらず、手前のスペースにも踊り子が詰めています。

 

 

 衣装の早替えでほぼモノトーンの舞台に鮮やかな赤色。雰囲気ががらりと変わりました。

 

 

 こちらは和歌山県で20年以上活動している喜笑花(きしょうか)。

 

 

 和歌山県からは今年3チームが参加。ここでもよさこい鳴子踊りが根付いています。

 

 流石に暑くなってきた、というか気温はそれほどでもないのですが湿度がそろそろしんどくなってきたので、他の会場を観るのも兼ねて撤収することにします。

 

 

 追手筋を通ると、北側で学生よさこいチーム「おどりんちゅ」がゴール地点の手前まで来ています。本祭ではありませんが学生よさこい受賞チームです。

 

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 その後は大阪府からやって来た「泉州ソーリャ踊り子隊」。

 

 

 子どもからお年寄りまで揃った踊り子が勢いよく進んでいきます。

 

 

 しんがりを務めるフラフ。昨日一昨日のような雨が降ると重くはなるわ開きにくくなるわで大変だったでしょうし、今日は天気がもって本当に良かったです。

 

 

 南側にやって来たのは舞士道&朔空(ぶしどうあんどさく)。

 

 

 石川県志賀町七尾市を拠点とする2つのチームが、今回合同で参加しています。

 

 

 昨年元旦の地震、さらには昨夏の大雨で深刻な被害を受けた能登半島。踊りの力で立ち上った人々が、高知まで駆けつけました。また、能登からは本祭に参加して踊ったチームもあります。

 

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 この後は全国大会に続いて後夜祭も控えていますが、外で観るのはこのぐらいで。

 ただ祭りが終わった後も、月末には「原宿表参道元氣祭 スーパーよさこい」、県内でも各種イベントにたびひろよさこい、踊りはまだまだ終わりません。