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「地域」研究者にして大学教員がお届けする「地域」のいろんなモノゴトや研究(?)もろもろ。

第72回よさこい祭り本祭1日目。高知大学演舞場に行ってきました

 

 2025年の高知よさこい、第72回よさこい祭り本祭が始まりました!初日は高知大学演舞場に行ってきました。

 

 

 第72回よさこい祭りが始まりました!昨日は第5回土佐学生よさこい大会を観てきたので、まだの方はぜひそちらのもようを下記エントリでご覧ください。

 

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 そしていよいよ本祭です!いつ雨が降り出すか分からない空模様は不安ですが、その分だけ気温は下がって踊りやすい空気になったとは言えます。まずは初日、高知大学演舞場に行ってきました。

 

 

 高知大学演舞場は弊学朝倉キャンパスに設定。このメインストリートを踊り子たちが踊っていきます。

 

 

 その傍には露店がいくつも並んでいます。年々増えている感じです。

 

 

 会場で配っているうちわ。遠慮なくもらいました。

 

 

 裏には高知大学校友会のPR。室戸貫歩を呼び水に利用するのが良いんじゃないかとは前々からおもっていたので、実現したのは嬉しいです。ご関心のある方はぜひ画像を拡大して2次元バーコードを読み込んでいただくか、無理ならメールで問い合わせてみてください。

 


 高知大学演舞場ではデザインを学んでいる学生が考案したメダルとイラストを展示しています。数量限定のミニメダルにつられて見てみましょう。

 

 

 会場に入ってみました。メダル案のイラストが掲げられています。

 

 

 今年度高知大学でデザインを学んでいる学生によるメダル案。私が着いた時にはミニメダルは3つしか残っていなかったのですが、残ってはいたので無事配布に与ることができました。

 

 

 そして今年も高知大学演舞場開会、受田学長よりご挨拶いたします。

 

 

 最初に登場したのはよさこいチーム「き・ら・り」。県内の特別支援学校・学級に通う児童・生徒と保護者によるチームです。

 

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 高知大学演舞場ではこれまで共通の地方車がゴール地点に留まっていたのですが、今年から他の競演場・演舞場同様、各チームが地方車を使えるようになりました。

 

 

 とにかく元気に踊るき・ら・りのメンバー。それでいい、それがいいので、心身とも思う存分はじけてほしいです。

 

 

 続いては「国士舞双」。

 

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 弊学創立75周年記念式典に来ていただいたご縁で出演が実現。その節はお世話になりました。

 

 

 振り付けだけではなく表情すら練り上げられたような演舞。

 

 

 青空に映える、と言えないのが残念ですが、ワシントンヤシが聳える空に鮮やかなフラフが映えます。

 

 

 次に登場したのが四国電力「よんでんグループ」。

 

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 見よ、この躍動感!

 

 

 最後尾は幟を掲げて控えています。あと、一般的には女性の踊り子が傘をかぶっているのが多いイメージがあったのですが、今回はほぼ逆になっていて新鮮でした。

 

 

 次いでは「なないろ」。仁淀川町からのチームです。

 

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 仁淀川町、さらに越知町からの踊り子も加わって舞い踊ります。

 

 

 「なないろ」は子どもたちも加わっているのがポイント。夏休みのいい思い出になってくれれば嬉しいです。

 

 

 次いでは松山から来た「纒り衆 縁陣」。

 

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 シンプルなようで華やいだ衣装で祭りムードを盛り上げます。

 

 

 観衆の間近まで迫る大きなフラフ!描かれているのはまさに円陣、チームの団結力が感じられます。

 

 

 直後に登場したのは、山口県からやって来た周防紅華連。今回がよさこい祭り初出場ということで、まずはご挨拶から。

 

 

 高知デビューが弊学の演舞場。ありがたいことです。

 

 

 ただ、踊りはとても初出場とは思えない完成度と勢い。まさに満を持してやってきたチームです。

 

 

 続いても初出場、埼玉県は大宮からやってきた「大宮同心桜連」です。

 

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 わざわざ高知へ、そしてわざわざ高知大学へ踊りに来てくれた。しかもデビュー戦ですよ。こんな有難いことはありません。

 

 

 踊りについていくフラフ。天気が良くないのが申し訳ないやら、雨が降ってないだけホッとしているやら。

 

 

 県外チームが続きます。こんどは松山からの「いよさこい!!華魅」。

 

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 今年のテーマは「鳴々色(ナナイロ)」とのこと。

 

 

 落ち着いた青、躍動する白と赤のコントラストの衣装で繰り広げられる踊りが美しいです。

 

 

 次に登場したのがよさこいチーム「炎」。昨日の学生よさこいでは見られなかったので、ここで登場してもらえてホッとしています。

 

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 演舞前に気合を入れる踊り子たち。

 

 

 学生よさこいの時は演舞に間に合わなかったので、今日直接見られてちょっとホッとしています(苦笑)

 

 

 こんどは香川県さぬき市から来たさぬき舞人。

 

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 空海の教えをテーマにしつつ、それでも悟りきれない衆生の思いを歌と踊りに表しています。

 

 

 達観し得ないからこその感情の動き。ひときわ大きなフラフの舞にも表れているようです。

 

 

 午前中最後になったのは「ほろろ一座」。愛媛県を中心とするチームです。

 

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 今年は「座・舞礼講~浮世は大演会」がテーマ。衣装にも「舞礼講」の字がプリントされています。

 

 

 踊り子との近さは他の競演場・演舞場もウリにするところですが、問題は踊り子に近いところまでたどり着けるかどうか。その点、高知大学演舞場は有利です。フラッと来てもここまでのかぶりつきを確保できます。

 

 

 お昼休憩になったので、露店で食糧確保。当ブログ常連さんならご存知(!?)大豊町の猪鹿工房の小間に来てみました。

 

 

 ジビエスモークソーセージ500円。ジューシーな肉なのでビールや酎ハイやハイボールが欲しいところですが、キャンパス内は禁酒なので我慢(苦笑)

 

 

 休憩室として開放している210教室に来てみました。今回参加しているチームの過去の衣装を展示しています。実際に来てみることもできます。

 

 

 高知大学校友会募集の掲示。ってか、地域協働学部発足のときの写真じゃないですかこれ。みんな若いなぁ……

 

 

 午後にはいって最初に来たのは「そらいろ」。東京・仙台を中心に集まったメンバーによるチームです。

 

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 踊り子の間近まで実際に行けるのが高知大学演舞場の良いところ。この距離感です。というか距離ないですねこれ。

 

 

 緑の多いキャンパスに、赤をベースの衣装が映えます。

 

 

 この日のトリとなったのが「夏帰鳥」。高知の学生サークルの卒団性が卒業後も踊るべく結成したチームです。

 

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 堪えきれなくなった空からついに雨が本格的に降ってきましたが、1年に2日だけのこの機会、それが何だと舞う踊り子たち。

 

 

 コンディションは悪くなりつつある中ですが、最後まで踊りきった充実感。ですが祭りはまだまだこれからです。

 

 よさこい祭り、本祭はもう1日、さらに全国大会も控えています。お楽しみは終わっていません!