第71回よさこい祭り、2日目は市内各地の競演場・演舞場を回ってみました。
8月10日と11日に行われるよさこい祭り。今年の初日は高知大学演舞場に行ってきたところです。去年の初日は台風で中止を余儀なくされたので、関係者の感慨もひとしおだったことでしょう。
2日目は市内各地の演舞場や競演場を歩いて回ってきました。ただ、なにせ酷暑の中だったので、あまり写真はありませんが……
帯屋町演舞場。言わずと知れた高知市の目抜き通り、追手筋と並んで注目の集まる会場です。
通りかかったのは今年9回目参加の「だるま」。
この後の発表で、地区競演場連合会奨励賞の受賞が決まったそうです。確かに納得の踊りっぷりと盛り上げっぷり、おめでとうございます!
続いてはりぼん de yosakoi 「結心」。今年も若手中心の華やかな踊りと地方車でやって来ました。
中央公園との間の遊歩道では、高知ファイティングドッグスが生ビールを出店。いつもならテントを立てているのですが、この日は本格的なキッチンカーとビアサーバーでした。しかもビールの値段は普段と変わらないのだから驚きです。ビールを飲んでいると、前日に市民憲章よさこい踊り子隊で踊っていた選手の姿も見かけました。
最高に楽しかった〜🤩✨#市民憲章よさこい踊り子隊 の関係者の皆様、ありがとうございました‼️
— 高知ファイティングドッグス ドッキー (@fightingdogs_dk) 2024年8月10日
よさこいサイコー🙌 pic.twitter.com/iRKaYFcvOW
中央公園演舞場。須崎市のふっこう連が踊っています。
南海トラフ巨大地震の現実味が少し上がる中、今から復興を考えておかないといけないのか、という思いが頭をよぎります。能登であんな状況だから、いざ巨大地震があったとして、政府も役人も、都会の一般人も、われわれを見殺しにこそすれ、誰も本気で助けはしないだろうと思うと、気が滅入るほかありません。それでなくとも、人生で大震災を経験するのは一回で十分なはずなのですが……
ただ、だったとしたらしたでこそ、今ここにある、まだ奪われていない祭りを楽しまないと。気持ちを切り替えましょう。
続いては岡山市のチーム宇宙~SORA~。オーソドックスな衣装と元気な踊り、実によさこいです。
ふと見ると、近くのビジョンに高知大学演舞場のPR動画が流れていました。
この日も午後から夕方まで開演。準備が大変だとは思うのですが、大学の構成員としては、これが恒例になれば良いなぁと思うものです。
こちらははりまや橋競演場。橋の東側にあるはりまや橋商店街が端から端まで競演場になっています。
あと内輪の話で恐縮なのですが、同僚が商店街で何やら仕掛けようとしているみたいです。
叢雲の地方車がやって来ました。予定外だったのですが(ってほど予定をちゃんと調べてもいませんが)、各競演場・演舞場とも当日のスケジュールは移動時間やハプニングなどでいろいろ変わるものです。
続いて登場したのは西山グループKTGホールディングス車座。例年の衣装は戦前の和装モダンというイメージが強かったのですが、今年は正統派のスタイルです。
木組みのアーケードに各チームのフラフが映えます。標識や垂れ幕があってよくぶつけないなと毎回思うのですが、どのチームの旗手も、旗の先まで神経が通っているんじゃないかと思うようなコントロールを見せてくれます。
次にやって来たのは、今回が本祭に初めて参加するというチームでした。
滋賀県は米原市から来た「花びより~あかさたな~」。結成以来の念願かなっての初参加ということです。
湖東のチームということで、地方車にはひこにゃんが描かれています。
新たなチームが来ることもあれば、惜しくも去るチームがあります。大豊町のちーむおおとよは、今回が最後の参加となります。
最後のはりまや橋競演場、踊り子が揃ってスタンバイ。
今年も酒宴をテーマとした踊りと音楽で、フラフを最後に全く湿っぽくなく、競演場を踊り抜けていきました。
本祭は2日間でお開きですが、今日12日は全国大会と後夜祭が残っています。全国からやって来たチームと今年の受賞チームが、高知城、追手筋、帯屋町、中央公園に相次いで登場、受賞チームは後夜祭での踊りの披露も控えています。よさこい祭りはまだまだ終わりません。