"Collaboration"第13巻に掲載された論文「モンゴル国における地方移住促進―『 Uターン運動』の現状と課題」について、このほど許可を得て著者最終稿をセルフアーカイブ(ウェブ公開)しました。
先日お伝えしました通り、高知大学教育研究部総合科学系地域協働教育学部門による定期刊行物"Collaboration"第13巻に拙稿「モンゴル国における地方移住促進―『 Uターン運動』の現状と課題」が掲載されました。
また、この内容に基づく研究報告を日本モンゴル学会2023年度春季大会で行っています。
そしてこのほど、"Collaboration"第13巻掲載論文の著者最終稿について、許可を得た上でセルフアーカイブ、つまりウェブ公開することにしました。
セルフアーカイブは自身の研究成果、特に論文をウェブ上に置くことで、自然科学では一般的になっているようです。
"Collaboration"は電子版がなく、抜刷もモンゴル学会大会で配ってしまったところです。ですのでアプローチが非常に限られるのですが、まぁ仕方ないかなと思っていたところです。
ただ、先日の世界社会学会議、あるいはモンゴル訪問を通じて、モンゴルに関する研究の可視性や存在感を高めることが必要だと強く思ったことから、あえてセルフアーカイブを行った次第です。
今回公開した論文については、「著者最終稿」と自分では位置づけています。ただ査読付ではない点はお断りしておきます。
ただだからこそ、多くの方にご検討いただき、さらなる研究につなげたいと思うところです。現在のモンゴルに関心がある方はもちろん、関心がない方にとっても、モンゴルにおける動きを知ることは、日本や他国について考えるきっかけになるはずです。少なくとも、そうなってほしいです。
本稿はResearchmapとResearchGateで公開しています。前者へは下記リンク先から飛べます。
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