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アエロ・モンゴリア、成田便「欠航」についてモンゴルでも報道される

 

 5月7日のウランバートル・成田便が運行されなかったことでtwitter上で話題となったアエロ・モンゴリア。8日になってFacebook上で関連情報を投稿したとモンゴルで報じられました。

 

 

 MIATモンゴル航空とともにウランバートルから成田への定期便を運航している、はずのアエロ・モンゴリア。ところが7日に運行予定だったはずの便が突如「消滅」。搭乗予定だった乗客がチンギス・ハーン国際空港に取り残されたことがtwitter上で話題になりました。

 そして、翌8日にこの事件がモンゴルのニュースサイト"ikon.mn"でも報じられました。モンゴルに数え切れないほどのニュースサイトがある中で、私が現地の動向を追うために毎日チェックしているサイトのひとつです。

 

ikon.mn

 

 では、この件がどう報じられたのか?記事を試訳してみます。

 

アエロ・モンゴリア社の航空機がウランバートル-成田-ウランバートル間の飛行を突然取り止めたことについて、日本人がツイッターに投稿した。

飛行がこのように突然取り止められたこの問題が、大衆の批判をウェブ上にもたらしている。

 

 

 すると、最近「アエロ・モンゴリア」LLC(訳註:有限責任会社)がフェイスブックの公式ページを通じて飛行取り止めに関する情報を発表した。

 

 この情報では、「『アエロ・モンゴリア』LLCのエアバスA319機は2023年5月3~12日間にS型飛行機定期検査に入り、一部の国際線航空便が取り止めとなっていることについて皆様に謝罪します。われわれは全ての取り止めとなった便の搭乗券購入者を他の航空会社の航空便に振り替える措置を行っております。

 5月5, 7, 9, 12日のウランバートル-成田-ウランバートルの航空便のみを取り止めました。この便の搭乗券の購入者は他の航空会社の便に振り替えました。」としている。

 

www.facebook.com

 

 記事本文はだいたいこんな感じです。納得できない内容もあるとは思いますが、あくまで記事、というか記事で引用されたアエロ・モンゴリア社の発表です。私に文句を言われても知らないので悪しからず。

 なお、記事に引用されたアエロ・モンゴリア社の投稿は「欠航」から1日経った8日のものです。時期といい内容といい、日本なら「火に油を注ぐ対応」と言われそうな気はします。

 もっとも、この記事についたコメントに、国内便はほとんど何も言わずに取り止めになるし、いつも謝罪しない、という内容のものがあったのを申し添えておきます。

 ちなみに、本エントリ執筆時点でアエロ・モンゴリアのウェブサイト上には何の発表も出ていません。というかニュース欄そのものが空っぽです。ただ、気になる方はリンク先をご覧ください。