カツオのぼりが泳ぐ旧佐賀町から、国道56号線を快走して旧大方町へ。道の駅ビオスおおがたから入野海岸へと進み、今年もTシャツアート展にやって来ました。
Tシャツアート展の来客とサーファーで賑わうこの時期、会場近くの駐車場は早々に埋まります。今回も少し離れた丘の上の駐車場まで行くことになりました。
ともあれ、よそではあまり見かけないラッキョウ畑を眺めながらの散策は悪いものではありません。この反対側は松林、さらに向こうが海岸です。
Tシャツアート展の受付までやって来ました。ここで協賛金を支払い、パンフレットを貰います。「砂浜美術館」30周年ということで、近くの大方あかつき館で記念の展覧会も行われているそうです。
今年もこの光景が帰って来ています。太平洋に直面する砂浜いっぱいに、われわれ含めさまざまな人々が送ったイラストや写真によるTシャツがひらひらしています。
この日は特別に結婚式も行われるそうで、会場の準備が進められています。
Tシャツアート展は個人でも団体でも参加可能。黒潮町の小学生の作品もあるのですが、それがなんと、南太平洋の島国、トンガでも展示されるそうです。
これから太平洋を旅するであろうTシャツ。拳ノ川小学校の子どもたちのものもあるはずですが、どれでしょうね。
先程のトンガとはうって変わって、内陸国モンゴル。実は(前にも書いたかも知れませんが)モンゴルでも、Tシャツアート展が過去に開かれたことがあるのです。
草原に立つ電柱の間で、Tシャツがひらひらしています。雪のない季節で水辺でもないので、遊牧民も家畜もあまり来ることはなさそうですが、これを見たらどう思うでしょうね。
こちらはウランバートル市内での展示。市内まん真ん中のスフバータル広場での展示というのは凄いことです。
ちなみに、こんな広場です。
こちらはウランバートル市街地から川を渡って南側にあるザイサン・トルゴイという山。
モンゴルでの展示実績を伝えるTシャツ、充実しています。
って、カツオのぼりも!?モンゴルの観覧者にご理解いただけたのでしょうか……
写真が多いモンゴル展示関連の中で、こちらはイラストです。何かと思ったのですが、
「Tシャツアート展」とモンゴル語で書いています。モンゴルの人々に分かりやすいものもあったんですね。嬉しくなりました。
黒潮町は高知大学地域協働学部の開設以来お世話になっています。今回のTシャツアート展では、 フォトコンテストを開催させていただきました。ありがたいことです。
青空にはためくTシャツ。過去には悪天候に泣かされたこともあったので、この晴れがどれだけ嬉しいことか。
津波予想34メートルの衝撃とともに生きる黒潮町。2016年には高校生サミットが行われ、 災害から人々の命を守ることを誓う宣言が出されました。
……ってのを見てきて、自分が出展したTシャツを出すのがだんだん憚られてきたのですが、なかったことにはできません。
こいつです。
去年11月、大阪市住之江区北加賀屋で空を飛ぶミニアヒルちゃんです。詳しい話はこちらから。
ただまぁ、これも平和と安寧への願いがこもったものなんですよ。
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