黒潮町砂浜美術館のTシャツアート展、昨年に続いて今年も秋開催です。開催初日に行ってきました。
現状だいぶ沈静化したとはいえコロナ禍の中、去年と同じく入場するには制限がかかっています。
消毒、検温を済ませた後は来場者名簿に記入。この辺もすっかり慣れました。
会場手前で協賛金1人300円を払って入場。今日は風が結構あって、Tシャツも勢いよくはためいています。
お馴染みの砂浜郵便ポスト。とはいえ、まだ使ったことはありません。郵便を出す用事が無くはなかったのですが、まだ自宅に置いておいたままでした。
浜辺にはTシャツの他に、打ち上げられた流木を使ったアート作品も並んでいます。
で、こんなのがあったのですが、こういう携帯電話が実在したのを知っている若い人っているんでしょうか。私が若い頃はアンテナをぴーっと伸ばすのに多少のカッコよさを感じたものですが……
ところどころ置かれたイスとテーブル。コロナ禍でなければもうひとつぐらいは椅子を増やせたのかな、と思ったり。
こちらのブランコは今年も人気です。人が映り込まないよう、シャッターチャンスを随分待ちました。
そして浜辺に並んだTシャツの一群。ただ写真にしてみるとその多さが伝わりにくいところです。折からの風に勢いよく吹かれているせいもあるのでしょうが……
今年もTシャツのイラスト・画像は、一般と団体の両方から送られています。
団体で常連となっているJICAは、今年はパラグアイに住む家族からの手紙がテーマ。パラグアイでは第2次大戦後に高知から移民した人々が暮らしています。
近くの道の駅、ビオスおおがたの出展もありました。店舗前でもTシャツが掲げられていたのですが、実際参加されていたんですね。
こちらは黒潮町内の小学4年生による作品。なんですが、どうしても風に揺られてうまく撮れません(苦)
ちなみに、今回出展した4年生は53名。少ないと言えば少ないですし、それでもまだ結構いるじゃないかと言えば言えますし。
そうして歩いているうちに、会場の端まで来ました。
来し方を振り返ってみます。毎度のことながら、広く長い砂浜に突如現れるTシャツの一群、慣れたとはいえ不思議なものです。
戻ってみると、黒潮町公式Instagramによるフォトコンテストの案内がありました。今年で4回目になるそうです。
4回目、4年目。すると初回は2018年。ふと思い出したのが、当時黒潮町で実習を行っていた3年生が授業での企画で、この年にTシャツアート展でフォトコンテストを初めて仕掛けたことでした。
もしそれがきっかけで、コンテストが続いているのだとしたら……実際のところは分かりませんが、本当にそうだとしたら、学部教員としては有難いばかりです。って、私が何をしたわけでもないのですが(笑)
松林の反対側では、今年も露店が並んでいます。
そろそろお昼ご飯時なのですが、実は前日の昼から今朝まで出先でかなりご飯を食べていて、全然お腹が空いていません……
とはいえ、最低限の栄養と水分補給はしておかないといけません。ちょうどいいことに、直七のかき氷が出ていたので、こちらを頂くことにしました。
見覚えのある古風なかき氷器。去年宿毛でのJFLの試合にも出ていた露店だったようです。
直七かき氷300円。昼間になると日刺しが強まり気温も上がるもので、ちょうど良いぐらいでした。
少し日が陰ってきたところで、会場を後に。
第33回Tシャツアート展、開催は11月3日までとのことです。