カシミアの直販所からトーラ川を渡って、こんどは市内の中心、スフバータル広場にやってきました。社会主義時代の公式パレードや民主化運動、その後のさまざまな社会運動等、20世紀以降のモンゴル政治の舞台となってきた広場です。
1946年に建立されたスフバータル像は、当ブログの過去エントリでも登場しているのでご存知の方も多いことでしょう。彼は人民革命後に若くして世を去りますが、それ故に後の政争に巻き込まれず、評価が落ちることがなかったという皮肉もあります。
スフバータル像の奥にある政府宮殿には、10年ほど前にチンギス・ハーン像が建立されました。その像を守るように、儀仗兵が立っています。
民主化勢力の流れを汲む民主党を主体とする前連立政権の下で、広場自体もいちど「チンギス広場」と改称されたのですが、昨年モンゴル人民党が政権を奪還し、今は再びスフバータル広場という名前に戻されています。
チンギス・ハーン像の左右には、従者の騎馬像が置かれています。
ハーンの像があまりに大きいのに比べると、従者の縮尺はどうなんだと思いますが、まぁ細かいことは置いとくことにして。
ガイドさんによれば、儀仗兵は土曜・日曜に儀仗兵が登場して、昼12時になると行進が見られるそうです。ふと時計を見ると丁度いい時間!楽しみです。
行進が始まりました。像のそばの兵士から、グースステップでゆっくりと歩いていきます。
兵士がこちらに向き直り、階段を降りて行こうとします。
チンギス・ハーンの時代にグースステップはなかったと思うのですが、儀仗兵が馬に乗っているのもそれはそれでどうかと思うので、良しとしましょう。
高々と足を上げて行進。ただ、これで階段を降りるのは危ないのでは。
と思ったら、やはり階段では歩き方が変わります。とはいえ、ゆっくりと威厳を示そうとしていることは変わりません。
徐々に手前の兵士が更新に加わり、隊列が伸びていきます。
階段を降りてきた儀仗兵は、左右に分かれて退場していきます。衛兵交代、と言いたいところですが、代わりの兵士が見当たらないので、単純に行進というところでしょう。
儀仗兵は徐々にハーン像の前を去り、政府宮殿の左右へと退場していきます。
ただ、まだ完全に退場したわけではないので、東側に進む儀仗兵は行進を続けます。が、
西側の兵士は送迎のバスが止まっているのを見ると、とたんにスタスタと歩きはじめます。あまりにもあっさりとした切り替えに拍子抜けしました。
ただ、わざわざこの時間に広場に来られたということは、ガイドさんがうまく予定を組んでくれたということでしょう。この点は感謝ですね。