春野球技場で5月以来となる四国サッカーリーグ2試合開催日。どちらの試合も注目のカードです。第1試合は3位KUFC南国が2位FC徳島セレステを迎えての一戦です。
試合前に気合を入れるKUFCイレブン。アウェーでの対戦では勝っていますし、ホームゲームも制して差を詰めておきたいところです。
そうして始まった試合は、前半から一進一退の攻防が続きます。どちらも最終ライン近くまで攻め上がれば相手が防ぎきり、あるいは中盤でボールを奪い合うなどして攻守が頻繁に入れ替わる、プレーする方は忙しいでしょうが観ている分には非常に面白い展開です。
たまにボールがラインを割ったら、選手が自分たちで拾いに行かないといけません。
高知ユナイテッドのように大勢のスポンサーでもいない限り、広告ボードなんて出ません。この相変わらずの臨場感。
そして前半はどちらも決定的なチャンスをつかみきれないまま終了。0-0で折り返します。
後半開始直前に張られたFC徳島セレステの応援幕。先日の高知ユナイテッド戦と比べると数は非常に限られるようですが、それでも徳島からサポーターは来ています。
そんな中、ついに試合が動きます。後半20分に桑島のシュートが決まり、徳島が線瀬します。
ここから徐々に流れをつかんだ徳島。35分には縦パスに合わせた政森のゴール、残り時間が少ない中で貴重な追加点を上げます。
そして終了間際、福崎がKUFCキーパーと1対1の場面を作ってから交わし切ってゴールに流し込み、ダメ押しの3点目を奪います。
試合はそのまま終了。FC徳島セレステがアウェー戦で借りを返しました。
徳島との勝ち点差が6に開いてしまったKUFC南国。逆に4位多度津クラブとの勝ち点差は3に迫っています。上位に踏み止まるか中位に巻き込まれるか、これからが正念場です。
なお、当日のスタメンや選手交代等は、GoalNoteクラウドさんでご確認いただけます。
この試合に関しては当日の情報が載っているのですが、観客数50人というのが妙にリアル。
で、第2試合については下記エントリをお読みくださいね。