今年の四国サッカーリーグもあと2節。この日は高知ユナイテッドSCとFC今治の直接対決です。勝つか引き分けでJFL入りをかけた地域サッカーチャンピオンズリーグ(地域サッカー決勝リーグから改称)行きが決まるFC今治に対し、高知ユナイテッドSCは意地を見せられるか?
この日は台風16号が近づいていたせいで雨模様。サッカーなので雨ぐらいならどうってこともないのですが、第1試合でKUFC南国とアルヴェリオ高松との試合があったのですが、雷の影響で40分遅れ、この試合も開始がずれ込みました。
競技場でアップを始めたFC今治の選手。
こちらは高知ユナイテッドSCの選手。
どちらの選手の写真も、
粗い写真で申し訳ないのですが、実はこの日、肝心のデジカメを忘れていたのですorz
もっとも、こんな日に持ってこなくてよかったと後で実感することになるのですが……
本日のスタメン。なのですが、得点結果欄の左にカーソルが(汗
この日はバックスタンド全面が高知USCサポのエリアになっていたようで、人数こそ少ないものの、横断幕がずらりと並んでいます。
一方のFC今治サポはゴール裏、スクリーン側に陣取ります。あ、カーソル消えてますね。
試合は高知USCのキックオフで開始。なのですが、この辺りから徐々に雨脚が強くなります。
前半30分を過ぎ、雨脚はご覧の通り。強くなっても弱まる気配がありません。これ以上はたまらんと退避しているあいだに、今治が先制しました。その後も試合は続き、1-0で前半終了です。
普通ならハーフタイムのイベントがあるところですが、雨に加えて雷まで鳴り出したということですべて中止。後半開始も30分間見合わせることになりました。
ようやく雨が弱まったところでスタンドに出てみると、グランドにたまった水を総出でかき出しているところでした。ほうきやトンボをかけ、水たまりは雑巾を何度も何枚も使って吸い取る人海戦術で、何とか大量の水をかき出していきます。
その甲斐あって、何とか試合が形になるレベルまで排水できました。あとは天気さえもってくれれば良いのですが。
両チームの選手も再登場。ひとまず後半は始まりそうです。
後半は今治のキックオフ。この時点で、当初予定からはほぼ1時間の遅れです。
ところが、またも雨が強くなります。さらに雷鳴も聞こえたため、後半13分(手元計時)で試合中断。スタンドの観客も退避を余儀なくされます。
アナウンスでは中断時間は30分。しかし、この間雨が止む気配はまったくなく、相変わらず雷も聞こえ、試合を再開できる感じはまるでありません。
そんな中、高知ユナイテッドSCの選手が出てきました。きちんと聞き取れないのですが、どうも今日中の再開は無さそうです。
そして場内アナウンスで、試合の打ち切りと再試合実施が告げられました。サスペンデッド・ゲーム(って野球なら言うのですが、サッカーだとどうなんでしょう)かと思いきや、違いました。前半から天気があまりに悪かったので、ちゃんとしたコンディションで一からやり直しした方が良いということかも知れませんが、高知にとっては率直なところ助かった、というところでしょう。
後日の案内によると、再試合は10月9日13時から、佐川町のスポーツパークさかわで実施されるそうです。
この試合の前、9月25日(日)が本来の最終となる14節。ここで高知ユナイテッドSCはリャーマス高知と、FC今治はKUFC南国とそれぞれ対戦します。現時点で1位今治と2位高知USCの勝ち点差は5。今治が勝てば文句なしで今治の優勝が決まりますが、引き分けか負けなら、高知USCが勝てば優勝決定はこの再試合に持ち越されます。消化試合になるはずの25日の試合が、地域チャンピオンズリーグ行きの切符も絡んで俄然重みを持つようになりました。
というわけで、25日はKUFC南国をいつも以上に応援です(笑)