四国サッカーリーグ、第3節の2試合が春野球技場で開催。第1試合は先週に続き、
llamas高知FCホームの高知ダービーです。
試合前の撮影に臨むllamas高知FCイレブン。先週の大敗からどこまで立ち直れるか。
今回はアウェー扱いのKUFC南国。上位確保のため、勝ち点も得失点差も稼ぎたいところです。
前半戦はKUFC南国のキックオフで開始。次第にペースをつかみますが、得点にはつながりません。
前半27分(手元計時、以下特に断りがない場合は同じ)には両チーム選手が接触する場面があったものの、大事には至りませんでした。
その後もKUFCは再三llamasゴールに迫りますが、GK大坪が守り切り、前半は0-0で終わります。
llamas守備陣は後半開始後もKUFCの攻勢をはね返し続けます。4分には三田のミドルシュートをジャンプ大パチンではじき、その後も好守で得点を許しません。
1点が遠い展開のまま、後半も時間が過ぎていきます。それでも、KUFCは何度も攻め上がります。
後半10分台にはKUFC相次いで3選手を交代。何とかゴールを割ろうとします。
って書いたのですが、今見たところ、公式にはKUFC側の交代の記録が出てません。何故だ?
そして試合が大詰めに差しかかったところで、ついに均衡が破れます。後半38分(公式)、正面やや右から出井が決め、待望の1点をもぎ取りました。
ただ、ここから試合が動くと思いきや、KUFCが決めきれない状態にすぐ戻ります。アディッショナルタイムには逆にllamasがKUFCゴールに迫る場面も出ましたが、ここはKUFCが守り切り、次の1点が生まれません。
結局試合はそのままフルタイム。0-1でKUFCが辛勝しました。
痛み分けとはよく言いますが、この試合に関しては、むしろこの展開が両チームにとって痛い気がします。KUFCは得失点差を拡げられず、llamasはあわよくば得られた勝ち点1をつかめなかったわけですし。
両チームは来週も春野球技場での試合に臨みます。llamasは2位多度津を迎え、KUFCはまだ勝ち点ゼロの光洋シーリングテクノとの一戦。このまま上位下位の勝ち点差が開いていくのか、それとも下位チームが意地を見せるのかに注目です。