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「地域」研究者にして大学教員がお届けする「地域」のいろんなモノゴトや研究(?)もろもろ。

明治安田Jリーグ百年構想リーグ組み合わせ雑感

 

 明治安田Jリーグ百年構想リーグのグループ組み合わせが発表されました。高知ユナイテッドSCは四国4クラブ+FC大阪+奈良+北陸3クラブとともにWEST-Aグループに入りました。

 

 

 2026からの秋春制移行に伴って開催される明治安田Jリーグ百年構想リーグ。J1クラブはJ2・J3の40クラブは10チームごとにグループリーグを戦い、4グループの同一順位どうしのプレーオフラウンドに臨むことになります。

 そして本日、4グループの組み合わせが発表になりました。各グループの構成はJリーグ公式でご覧ください。

 

www.jleague.jp

 

 実を言うと、四国5クラブは分割される可能性が高いと思っていました。地理的条件を考えると九州7クラブ(琉球、鹿児島、宮崎、大分、熊本、鳥栖、北九州)はひとまとめにされる公算が高い一方、残る3クラブを選ぶ場合に四国を分割せざるを得ないように思えたからです。地理的に山口もこのグループに入れて、あと2クラブを選ぶとすれば、同じ愛媛県今治と愛媛は切り離せないか。あるいは今治・愛媛・高知を西四国勢としてまとめるかも知れないと見込んでいたのです。

 それがフタを開けてみたら、九州勢と中国地方の山口・鳥取がひとまとめ。残る1クラブは新規入会の滋賀でした。

 そして四国はまるっと5クラブ別グループへ。ここに関西からFC大阪と奈良、そしてなんと北陸の金沢・富山・新潟が入ってきたのです。まさかの関西3クラブ分割です。

 このグルーピングはいくらなんでも予想できませんでしたが、リーグがグループとともに公表した条件①、すなわち降雪地域のクラブは1グループ最大4クラブとするというところからすれば、北陸のクラブを東側にいれるのは避けたかったというところでしょう。それなら先に条件を言ってくれれば、こっちもそれに合わせて予想を立てていたのですが、これは言っても仕方がありません。

 そもそも、グループ編成はどうやったって彼方を立てれば此方が立たず、どこからか疑問や不満も出てくるものでしょう。J2クラブとJ3クラブの比率の違いも気になりますが、これだってホームタウンが偏在していれば均等化するにも限界があります。ケチのつけ過ぎは野暮と言うもの、ぐらいに思っておきましょうか。

 むしろ、不可避と思われた四国の分割が避けられたのは個人的に最大のポイントです。昨年からカマタマーレ讃岐とのダービー「土讃戦」が始まりましたが、他の3クラブとの対戦も盛り上げられそうです。

 まずは徳島とは「阿佐戦」が未成戦にならなかった一方で(J1昇格プレーオフであと一歩にまでいっただけに、徳島側からすればまだ割り切れないかも知れませんが……)、今治・愛媛とも「予土戦」というには微妙な位置取りです。もっとも、それでなくても今治とは高知ユナイテッドSC元年、四国リーグ以来の公式戦と思うと、クラブ創設以来のにわかサポとしては感慨深いものがありますし、愛媛はニンジニアスタジアムの立地を考えると「なんごく号」ダービーと言うところでしょうか。高速バスじゃなくて国鉄バス(古)。

 そして四国外に目を向けると、FC大阪奈良は昨年再会、さらに今回の大会でも対戦することになりました。FC大阪のホームゲームはお互い地域リーグJFLの時代に観に行ったことがあるんですが、直接対戦が実現してからはまだないので、機会があればどこであるかは分かりませんが観に行ってみたいものです。

 

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 それに、奈良とのアウェーゲームでも今度こそ勝ちたいという思いがあります。

 

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 そして北陸3クラブ。金沢のアウェーゴール裏以外評判のゴースタには来季こそ行ってみたいです。新潟はJ1からの降格となってしまいましたが、高知目線からすれば縁も因縁もあるクラブ(苦笑)ですし、2018年の天皇杯以来の対戦が楽しみです。

 もっとも、富山も含めて気がかりなのは、いざ遠征するとなった場合のアクセス。北陸3県とも空港が営業していますし、新潟なら伊丹経由、金沢と富山は羽田経由乗り継ぎでフライトが可能。とくに富山は空港から近そうですが、当然運賃は張ります。鉄道も乗り換えが面倒臭くなりました。特急雷鳥と白鳥や寝台特急つるぎがあった時代が懐かしいです。

 ともあれ、組み合わせが出たことで来季に向けていろいろイメージは膨らませられるようになりました。ただ、後で振り返って今が一番楽しかったなぁとなっては困るので、クラブには奮起を求めたい。昇降格がないとはいえ、90分間で引き分けなら最大勝点2のチャンスがあって賞金ももらえるのですから、とにかく負けない試合をしてもらわないといけません。

 百年構想リーグ、文字通りゼニがピッチに落ちているわけですから、奪いに行くのがプロというもの。この際アンチフットボールだ何だと言われる内容でも構いませんから、とにかく勝点と賞金を積み重ねてほしいですね。