今回も短い期間内にいろんな飲み食いを詰め込んでみました。その一部をば。
今回の滞在は4泊5日。といってもウランバートルには夜に着いて早朝に出立したので、実質3日間です。その割に、こんな感じで、かなり濃い滞在になった気はしますが。
そんなわけで、本当に短い期間ではあったのですが、それでもいろいろ飲み食いの機会は作れました。その一部について、本エントリで簡単にご紹介します。
往路の機内食。牛と鶏とで牛にしたら、こんなのでした。
なぜか暗くなってしまいましたが、機内で配られたサマル(松の実)。サマルというと道端で量り売りになっていて、松かさのまんま売っていることもあるイメージがありますが、こんな風にきれいに包装される時代になりました。
機内食のお供は、もちろんモンゴルのビールです。これだけでモンゴルに行く気分が高まります。
翌朝、ホテルの朝食。老舗ホテルだけあってメニューは充実しています。
スープも付けてみました。
あと、この日は取っていませんが、ここでもサラダコーナーにキムチがありました。フラワーホテルだけあって日本の漬物も見かけました。
最近は仕事がたまっていたり、報告等の準備が間に合わなかったりで、モンゴルに来ても資料を作りながら食事を済ませる機会が増えてきました。今回もそうで、業務の合間を縫ってスーパーに行き、パンとパックの牛乳を買ってみました。簡素な食事と言われればその通りですが、これはこれでモンゴル産ですからね。
ちなみに、牛乳パックにナッツの絵が描いてありますが、ナッツミルクというよりはナッツの入った牛乳と書いています。というかナッツミルクの入った牛乳というところでしょうか。そんな感じの味でしたが。
仕事の打ち合わせ終わりに立ち寄ったカフェにて。この数年で日本や欧米にも引けを取らないおしゃれなカフェが増えて定着した気がします。こういうカフェで大学生がアルバイトをしているのも、日本や欧米諸国と同様です。そして日本との比較で言えば、値段もあんまり変わらない気がします。
国際会議の昼食で出されたツナサンド。モンゴルでツナサンドを食べる日が来るとは思いませんでした。ただ、近年ではモンゴルで海水魚の養殖の取り組みも始まっているので、モンゴル産の魚で寿司や海鮮料理やシーフードが普通に食べられるようになるかも知れません。
その場合の海とかシー(sea)って何だよ、って疑問もあるか知れませんが、モンゴル語でдалай(海)というと湖も含まれることがありますし、ほら昔の日本だって近江とか遠江とか言ったじゃありませんか。
食後のデザート。普段なら1つで十分なのですが、寒さでエネルギーがとられるのと研究報告が終わった解放感で、2つとも食べてしまいました。
国際会議終了後、近くのレストランを案内してもらいました。チベット料理店ですがモンゴル料理もあります。
寒い時期と言えばバンシタイ・ツァイ。小さめのギョウザが入ったミルクティーです。
ご覧の通り脂がたっぷり浮いていて、うげっとなった方もいるかも知れません。ですが、これから厳寒になっていく時期、このぐらいの油脂をしっかりとるようにしないと、寒さで身体がやられて最悪命が死にます。特に̠真冬ともなれば、日本で暮らしているとまず体験しないレベルの寒さに耐えないといけませんから、さらに固形の脂肪分まで入ったものでちょうどぐらいですし、むしろ身体が欲するぐらいになります。ただ、ラードはまだしもマーガリンを入れるのは勘弁してほしいです。
韓国系のコンビニが席巻するウランバートル。韓国系と言ってもホットスナックにはモンゴル定番のホーショールやピロシキがあります。夜に軽食が必要なときは、さっと出かけて買えるのでありがたいです。もっとも、冬はそのさっと出かけるが命取りになることもあるのですが。
定番と言えばこちらはツォイワン(モンゴル風焼うどん)。スーパーの軽食コーナーで作っていて、テイクアウトも可能なのでホテルに持ち帰ってみました。注文をどうするのかと思っていたら、タッチパネルで全て済みました。ベンチになったものです。
ちなみに飲んだもの。こちらはアルヒ(ウォッカ)の小瓶。銀の方が度数が高いです。アルヒも多分に漏れず値上がりが著しいので、現地にいる間は安いのを愛飲しています。
缶ビールも買ってみました。モンゴルではビールの小瓶や中瓶のバラ売りが多く、缶よりも安いのをよく見かけるのですが、この日は缶ビールの安売りがありました。
帰りの飛行機。行きが牛だったので、鶏にしてみました。
今回もビールを頼んだところ、出てきたのがこちら。モンゴルのビールを指定すればよかったかな、と思ったところ、これがまさしくモンゴル産でした。
モンゴルのビールのラベルやイラストと言えば、キリル文字の目立ついかにもなものばかりと思っていたのですが、そうでないものも出てきたようです。
そして飛行機は無事成田へ。特に難しい着陸でもなさそうな感じでしたが、機内の一部からは拍手が起こっていました。
そして高知着。こういう食文化を見ると、もんてきたなぁとしみじみ思います。