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「地域」研究者にして大学教員がお届けする「地域」のいろんなモノゴトや研究(?)もろもろ。

10月のウランバートル(2)国際会議当日

 

 この日は日本・モンゴル文化交流50周年記念学術会議当日です。さぁどうなるやら。

 

 

 今回のウランバートル訪問目的である日本・モンゴル文化交流50周年記念学術会議当日になりました。前日はえらい目に遭いましたが、何とかなって会議に集中できそうです。えらい目の詳細は下記エントリにて。

 

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 本日の会場。先月ゲスト講義を行ったモンゴル科学アカデミーの会議室です。

 

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 左側には日本・モンゴル両国が行ってきた音楽、舞踊、写真展等々、さまざまな文化交流行事の写真が展示されています。

 

 

 モンゴル・日本関係に関する科学アカデミーの蔵書展示です。経済・政治から文化までいろいろあります。

 

 

 そして用意していただいた席は、なんと駐モンゴル日本国特命全権大使閣下の横。五十路前になったというのにモンゴルに来ると大学院生気分が戻る私からすれば、大変なことになってしまったとばかり、一気に緊張します。

 で、肝心の報告がどうなったかは、以前のエントリで書きました。一応は話せたし質疑応答もできたと思います。たぶん。

 

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 そして会議は無事終わり、昨日壊れた靴の修理に行くことになりました。近くに技術のある修理屋さんがあるというので、連れて行ってもらいます。

 

 

 会場を出てすぐのところ、かつてオルト・ツァガーンと呼ばれていた一帯です。以前は道路が歩行者専用になっていて、古本屋や日用品・文具の青空市が立ち、低層のビルにゲームセンターや鍛冶・金属細工業者が雑居していたのですが、中心街再開発ですべてなくなってしまいました。今は新たなビルが建つ前で、柵に覆われた一帯はがらんどうになっています。

 

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 くだんの修理屋さんはここから南、国営百貨店の方に少し歩いたところにあるというので行ってみると、

 

 

 まさかのオルト・ツァガーン。

 社会主義時代のアパート、とりわけ大通りに面した建物の中には、半地下の部屋が作られているものがあり、私が見た限りでは多くが商店になっています。その中に靴の修理屋さんがあるというのです。

 そして、その一角に掲げられた看板が、「オルト・ツァガーン」。こんなところで生きていたとは夢にも思いませんでした。

 ともあれ中に入って修理屋さんに靴を見せます。靴底が完全に剥がれていたのですが、帰国までに直せるとのこと。ひとまず靴を預けることにしました。

 そういえば、留学していたときに真冬用のブーツの底が外れたことがありました。あの時も近所に修理屋さんのキオスクがあり、すぐに直してもらえました。腕の良い人は確かにいますし、ここは信じて任せるのが最善の手です。

 ちなみにこの一角、他にも手工業者がいろいろ入っているのですが、入口にある別なジャンルの店の看板には全然気づいていませんでした(汗

 それっぽい商店があるようには見えなかったのですが、休みだったのでしょうか。"Худалдагч охин"(邦題「セールス・ガールの考現学」)なんて映画が世界的に話題になったりするので、あってもおかしくない店なのですが。

 

 ちなみに翌日以降について。

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