日本独立リーグ野球機構(IPBL)グランドチャンピオンシップ2022、ついに決勝戦です。準決勝を勝ち上がった火の国サラマンダーズ(ヤマエ久野九州アジアリーグ)と、信濃グランセローズ(ルートインBCリーグ)が、日本一を懸けて激突します。
IPBLグランドチャンピオンシップ2022、ここまでの経過については過去エントリをお読みください。
まだまだ暑い熊本。スタンドでは団扇が配られました。
が、これはこれで暑そうな団扇です(笑)
本日の昼食はこちら。ステーキは1パウンド(450g)も頼めたのですが、流石に無理なので(汗)、一番小さいものにしました。
こちらは名物、8時間煮込んだビーフシチューポット。暑い中でも美味しいです。ますますスタグルのハードルが上がります。
グランドでは、さら丸とグラッツェが試合前に気合を入れているところ(?)
佐橋大輔さんも入ってきました。どういう会話になっているのかが気になります。
試合前、メンバー交換からの写真撮影。豪華版です。
続いては、HIPPYさんによる国歌独唱。この後始球式とミニライブもあります。
守備に就くグランセローズの面々。対戦相手ではありますが、さら丸とSALLYSも送り出しに加わります。
チャンピオンシップの最後となる始球式。ここからいよいよ最終決戦です。
さて、ピントが甘くて恐縮ですが、本日のスタメンです。
信濃先発の鈴木。初回は2塁打と暴投でピンチを招きますが、後続を断って失点は免れます。
その裏、サラマンダーズの選手がさら丸とSALLYSに送られて、続々と守備に就きます。
そのサラマンダーズの先発は芦谷。こちらも得点圏に走者を進められながら先制は許しません。
直後の2回表、火の国は四球とヒットで1死1, 3塁とすると、7番高山がセンターにやや浅いライナー性の打球を放ちます。ここで3塁走者がタッチアップから生還、先制点を奪います。火の国はベンチ総出で大盛り上がり。
イニング間にマメにダンスタイムが入ります。レギュラーシーズンでここまでの演出を行っているかは分からないのですが、いずれにしても高知では考えられないことです。
4回表、火の国は四死球1つずつでチャンスを手にします。このあと7番高山の犠打で走者を進めたところで、8番深草が相手前進守備の三遊間を破り、まずは1点。
続く9番柏木はセカンドゴロとなりますが、この間に走者が生還。火の国がリードを3点に拡げます。
反撃したい信濃ですが4回裏も得点は取れず、とかげダンスの時間です。
とかげダンス、スタンドでも踊れる人がちらほらいるようです。来季はどうするんでしょうね。
さて5回表、火の国にまたも死球と四球で好機が転がり込みます。この後2死2, 3塁となりますが、ここで6番高橋の放った打球が投手の足を直撃。サードがカバーしますが送球が高く(記録はヒット)、火の国に1点が入ります。
続く7番高山は二遊間をゴロで破るタイムリー。火の国がさらに試合を優位にします。
ここで信濃先発鈴木は降板となり、2番手に山本が登板。8番深草を抑え、さらなる失点は防ぎます。ただ信濃はその裏も攻撃の糸口をつかめず、試合は5-0の火の国リードで折り返します。
グラウンド整備の合間、HIPPYさんによるミニライブ。この日2ステージ目です。
試合再開。6回は両チーム無得点で、火の国のラッキー7を迎えます。チアスクールの子どもたちも大勢登場しました。
ホント、繰り返しになりますが、来季からの開催地は大変ですぞこれは……
しかしここは山本が火の国打線を抑え、裏の信濃のラッキー7に。ここでもさら丸とSALLYSが応援の加勢に入ります。
結局7回も両チーム無得点となり、8回表、信濃は宮野を3番手としてマウンドに上げます。宮野は先頭の高山を歩かせ、続く深草を打ち取ったところで牧野に交代となります。
すると火の国は2死3塁から途中出場の小林が三遊間にへの打球を放ちます。サードのグラブは届かず、この間に3塁走者がホームイン。
さらに牧野は四球を重ね、2死満塁で4番モタという絶体絶命のピンチ。しかしここは代わった佐々木が三振に抑え、失点を食い止めます。
その後8回裏、9回表と両チーム無得点で進むと、9回裏、火の国は先発芦谷をお役御免として、西島にマウンドを委ねます。
その西島に対して信濃は先頭の3番宇佐美が四球を選ぶと、二死まで追い込まれながら6番水澤のヒットで反撃のチャンスを作ります。
しかし、最後は代打番場がファーストゴロとなり、ベースカバーの西島にボールが贈られてゲームセット!火の国サラマンダーズ、グランドチャンピオンシップ初出場初優勝です!
最終スコア。火の国サラマンダーズが存分に強さを見せつけた形となりました。
ただ、そうなってみると、むしろサラマンダーズとドッグスとの対戦も見たかったとは強く思います。おそらく同じぐらいのスコアかそれ以上の負けになるのでは、という気もするのですが、それならそれで実際に対戦してみて得るものがあったんじゃないかと。
これだけで長くなったので、表彰式以後については別エントリでお届けします。