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日本独立リーググランドチャンピオンシップ2023・準決勝第2試合埼玉武蔵ヒートベアーズ対徳島インディゴソックス@坊っちゃん(2023.9.30.)

 

 日本独立リーググランドチャンピオンシップ、準決勝第2試合はルートインBCリーグ覇者埼玉武蔵ヒートベアーズ四国アイランドリーグplus総合優勝の徳島インディゴソックスの対戦です。

 

 

 

 美唄市の物販スペースでジャガイモの掴み取りをやっています。カミさんが挑戦したところ9個取れました。100円でジャガイモ9個、大サービスもいいところです。

 

 

 さらに隣の熊本からのブースで馬スジ肉煮込みを買いました。良い酒の肴があり過ぎます(笑)

 

 

 試合前のメンバー表交換。徳島は岡本監督、埼玉はご存知トレンディエースの西崎監督です。

 全然関係ないのですが、「トレンディ」って和製英語かと思ったら、英辞郎にしっかり載ってて意外でした。

 

eowf.alc.co.jp

 

 

 などと言っている間にスターティングラインナップを撮るのをすっかり忘れていました……慌てて撮影したので斜めになっていて済みません。審判員も入ってないし。

 と、この時点で既に埼玉にヒットが出ていて、打順は5番根井。実はこのとき、埼玉はヒットと四球2つで1死満塁のチャンスを迎えていました。

 

 

 そして根井は3-2から徳島先発池戸の投球を選びきり、埼玉が先制点を手にします。

 

 

 さらに続くバッターは元千葉ロッテの清田。その清田はここでレフトに外野フライを放ち、3塁走者が何とか滑り込んで2点目をもぎ取ります。

 

 

 先制して意気上がるヒートベアーズの応援団。聞いた話では埼玉からバス1台を仕立ててやって来ているとのことです。

 そして居並ぶトランペットとトロンボーン、一人一人の声圧、その応援たるや、これまで独立リーグの試合では経験したことのない圧力です。これは徳島もやりづらいかも知れません。

 一方の徳島の側は、アイランドリーグの他の応援団が加勢しています。どう聞いても高知主導の明るく楽しくゆるい応援です(笑)

 

 

 試合に戻りましょう。埼玉の先発は太田。今季は4勝8敗と振るわない成績でしたが、この大事な試合で初回、2回と三者凡退で抑えます。

 

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 すると3回表、埼玉は先頭の金子がいきなりライトスタンドにソロアーチを叩き込みます。

 

 

 さらに2死1塁から元東北楽天の片山がライトポール直撃の2ランを放ち、5-0とリードを拡げます。

 ただ正直なところ、埼玉打線がどうこうというより、今季最優秀防御率タイ、シーズン負けなしの徳島先発池戸がここまでの乱調を見せたというのが、とても信じられない気持ちです。

 

data.iblj.co.jp

 

 公式戦の防御率が6点を上回りながら、この日は3回裏も無失点で抑えた埼玉の先発太田とは、あまりに明暗が分かれる結果となりました。

 

 

 4回表、徳島は池戸に代えて斉藤を送ります。斉藤は埼玉打線を三者凡退で抑え、味方の反撃を待ちます。

 

 

 するとその裏、徳島は1死から3番増田が四球と盗塁で2塁に進み、4番角井がライト線への2塁打で1点を返します。

 しかし5回表、続投の藤田にピンチが訪れます。ヒットと内野安打で1死1, 2塁とされたところで、清田に捉えられたボールは左中間フェンス直撃。

 ただ、ここはレフトからショート経由の好送球がホームに届き、2塁走者はタッチアウト。清田は2塁に達していましたが、2塁走者が生還できなかったことで、打った当たりが単打扱いとなり、2塁打を1本損しました。

 

 

 ここで踏みとどまりたい徳島でしたが、直後の片山が四球で2死満塁となり、続く町田の当たりはサードを強襲してレフト前へ。これで3塁走者の得点が認められ、再び5点差となります。

 

 

 その裏、埼玉は好投の太田を下げて2番手に菅原を起用。徳島の下位打線を2三振の三者凡退に抑えます。

 

 

 グランド整備の間に熊本のブースへ。熊本ということでやっぱりいたくまモン、ミネラルウォーターは120円と球場の物販では珍しい価格設定です。

 

 

 試合再開。6回表、徳島は3番手にマルティネスを送ります。この回マルティネスは3安打を許したものの、3番金子のヒットに対しライト増田がダイレクトの返球で2走の本塁突入を阻止する好守もあり、失点は免れます。

 

 

 その裏、埼玉も3人目の投手を起用。武内が先頭打者にこそヒットを打たれたものの、後続をきっちり抑えて四者凡退とします。

 

 

 続く7回裏には石田が登板。こちらは2四球を与えながらも徳島打線を躱し、やはり無失点で切り抜けます。

 

 

 続く8回表、徳島のマウンドには山崎が上がります。山崎は埼玉打線を内野ゴロとライトフライ2つと打たせて取り、何とか流れを引き寄せようとします。

 

 

 その裏、埼玉はまたも投手交代。倉橋がトップから始まる徳島打線に相対します。

 

 

 ここで徳島は先頭の井上が2塁打を放つと、1死から増田がセンター前に打球を運び、2点目をとります。さらに反撃したい徳島でしたが、4番5番が抑えられ、得点はなりません。

 

 

 そして最終回、山崎が3人で抑えると、埼玉は今季6セーブの芦田にマウンドを託します。

 

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 その芦田に対し、徳島は先頭打者のヒットから四球と内野安打で1死満塁とします。ここで1番井上の打球はレフトフライ。これで3塁走者が還って1点が入りますが、アウトは1つ増えます。ただ2塁走者も3塁に進んでおり、1, 3塁と大量得点の目は残ります。

 

 

 しかし最後は柏木が三振となり、試合終了。埼玉武蔵ヒートベアーズが逃げ切りました。

 


 試合終了。この結果、明日の決勝は火の国サラマンダーズ対埼玉武蔵ヒートベアーズの対戦となりました。2年連続でヤマエグループ九州アジアリーグの勝者と対ルートインBCリーグの勝者が対戦することになります。
 四国アイランドリーグplusのファンとしては残念な結果なのですが、こうなると、応援団がどうするのかが、ちょっと気になるところです。

 なお、準決勝第1試合と準々決勝2試合については下記エントリをどうぞ。

 

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