日本独立リーググランドチャンピオンシップ2日目は準決勝2試合。第1試合はヤマエグループ九州アジアリーグの覇者火の国サラマンダーズと準々決勝を勝ち上がった愛媛マンダリンパイレーツとの対戦です。
昨年に続いて熊本からの出店です。待ってました、なのですが、昼ご飯にはまだまだ早いので、5回終了ぐらいに来ようかなと。
昨日に続いての出店となる美唄市からはパンフレットをもらいました。全国からコアな野球ファンが集まるグランドチャンピオンシップは、まちのPRのチャンスでもあります。
本日両チームのスタメン。愛媛はリーグチャンピオンシップでも投げた玉置が先発します。
グラウンドにサラマンダーズのチアダンスチームSallysが登場。そしてサラマンダーズのキャラクターさら丸と、今年から加わったさら美もやって来ました！
こちらがさら丸。去年熊本で行われたグランドチャンピオンシップを観られた方ならご存知だと思います。当時は「彼女募集中」と大きく掲げていたのですが……
今年になって、交際相手としてさら美が出てきたわけです。
その2人（？）も加わって、試合前の記念写真。そして愛媛の側はマッピーが入っています。
火の国の馬原監督、愛媛の弓岡監督が試合前にメンバー表を交換します。昨年の覇者火の国は今回も優勝候補の筆頭と言い得るだけに、愛媛がどこまで食い下がれるかが注目されます。
その火の国の先発は菅原。初回先頭の押川に2塁打こそ打たれたものの、後は続かせません。
一方愛媛の先発玉置も初回2四球を与えながら、無失点で切り抜けます。
しかし2回裏、サラマンダーズ打線が火を噴きます。ヒットと四球で1死1, 2塁とすると、8番深草のレフトへのタイムリーでまずは1点。
直後の9番高山は倒れたものの、トップに返って大﨑がサード方向に難しいゴロを転がし、これが内野安打で1点を追加。
さらに2死満塁として3番アルバレスがライト線に2塁打を放って走者一掃。本人は2, 3塁間で挟まれてタッチアウトとなりましたが、サラマンダーズが一挙5点を叩き出しました。
愛媛もすぐさま反撃に出ます。3回表、連続四球と外野フライでの進塁で1死1, 3塁として4番浅井がライト前タイムリー、1点を返します。さらに攻撃をつなぎたい愛媛でしたが、後続が三振を奪われ、点差を縮められません。
3回裏、愛媛は早々に玉置を降ろし、澤田を2番手に送ります。
しかし、火の国の勢いは止まりません。四球と2塁打で1死2, 3塁としたところで、7番山本が二遊間をきっちり破り、走者2人を還してリードを逆に拡げます。
そんな中、スタンドにさら美が出てきました。サラマンダーズファンに混ざって、普通に観戦しています。われわれの席の隣にも来ました。さら丸に負けず劣らずフレンドリーです。
何とか流れを止めたい愛媛。4回裏は竹本が登板します。竹本も2四球と苦労しますが、何とか失点は免れます。
続く5回表、火の国は勝ち投手の権利のかかる菅原を下げ、松江を起用します。松江は2死からヒットを打たれたものの、直後は抑えて四者凡退とします。
今度はスタンドにマッピーとさら美がやってきました。ってさら丸はどこに行ったんだろう……
グラウンドに目を戻すと、愛媛は竹本をお役御免とし、馬渕を4番手で起用します。
馬渕の前に火の国は2死まで取られてしまいますが、その後連続四球とヒットで2死満塁となり、そして2番晴樹がレフト前タイムリーを打つと、これをレフトが処理しきれず、2塁走者の生還まで許してしまいます。
結局5回終了時点でスコアは9-1。この時点でのコールドはないものの（5回終了時のコールドは10点差が条件）、7回終了時点で7点差ならコールドがあるため、愛媛にとっては予断が許されません。
ともあれ、グラウンド整備の合間に昼食です。こちらはただのビールではなくて、チャミスルが入っています。流石に本場韓国のようにワンショットのグラスをジョッキに沈めるところまではいきませんが、それでも結構来るものがあります。
サラマンダーズは選手プロデュース商品がいろいろあります。こちらは深草の若鶏炭火焼きとのこと。
中身はこんな感じ。見た目よりもあっさりしていて、ジューシーでした。
さて試合再開です。愛媛に続いて火の国もイニングごとに投手を代えてきます。3番手に上がったのは下川、5回の松江に続いて愛媛打線を四者凡退で退けます。
その裏、愛媛も投手交代。谷井がこの試合両チーム初となる三者凡退で抑えます。
ただ、この時点で点差は8点差のまま。愛媛は7回表の攻撃であと2点取らないと、コールド負けを喫してしまいます。
瀬戸際の愛媛に対するのは、火の国の山口翔。元広島の投手が立ちはだかります。
という重要な場面なのですが、スタンドではさら丸とさら美がいちゃついています（笑）
それはさておき、何としても反撃しなければならない愛媛は1死から四球、野選、四球で満塁のチャンスを作ります。ここで2アウトとなったものの、途中出場の渡邉がイニング3つ目の四球を選び、1点を返します。
しかし反撃はここまで。大城がショートフライで倒れ、試合終了。火の国がコールド勝ちです。
最終スコア。愛媛は全てのイニングで走者を出したのですが、火の国の投手陣に躱されてしまいました。4番浅井に至っては2打席目以降2安打1四球で出塁しながら三度とも得点ならず、猛残塁賞に終わる始末です。
結果としては大差で決勝に進出した火の国サラマンダーズ。第2試合の埼玉武蔵ヒートベアーズ対徳島インディゴソックス戦の勝者を待つことになります。
なお、1日目の試合のレポートは下記エントリでご覧ください。
