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地域系学部というのに加わった大学教員による高知発モンゴル発のいろんなモノゴトや研究(?)もろもろ。

朝倉(高知大学前)から朝倉キャンパス内への軌道敷設計画判明

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 朝倉(高知大学前)から朝倉キャンパス内へ鉄道路線を引き入れる計画が当方独自取材で判明しました。詳細を記しますので、必ず全文をお読みください。

 

 

 新型コロナウイルスの蔓延は終わりが見えませんが、そのような中でも、さまざまな大学が通常の授業を再開、各授業に占める比重を戻そうとしています。本学もそのひとつです。

 そうなると、昨年度に比べて通学する学生や通勤する教職員は増えることになります。また、いつになるかは分からないものの、今後コロナ禍が収まった際に、安全確実な通学・通勤手段を確保することは、今から考えておくべき課題でした。

 他方、県内の鉄道事業者は、多分に漏れず2020年度に乗客が激減し、収支が悪化しています。こちらはこちらで、旅客をどうしてでも取り戻さないといけません。

 そのような両者の都合が一致したことから、このほど朝倉(高知大学前)から朝倉キャンパスへと支線を建設し、キャンパス内に停留所を設けるという計画が、当方独自ルートで入ってきました。

 大学の中を電車が走る。何かの冗談に聞こえるかも知れませんが、決して突飛な話ではありません。私が以前訪れたアメリオレゴン州ポートランド州立大学では、実際に大学の敷地内に市内電車の路線と駅があり、超低床電車(ハートラムみたいなやつですね)が走っています。詳しくは下の過去エントリをご覧ください。

 

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 地域貢献を大学の存在理由とするポートランド州立大学の事例ですから、Super Regional Univerisityを掲げる本学が学ばない理由はない、ということでしょうか。

 さて、現時点で当方がつかんでいる内容では、新たな支線は朝倉(高知大学前)から現在の単線とは別に線路を敷き、西に進んだ本学ゲート前まで本線と並走した後、キャンパス内へと分岐します。

 もっとも、ただでさえ下の動画ばぁややこしい交差点がもっとえらいことになる不安はありますが……

 

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 話を戻して、分岐した新線は大学に入ります。現在は駐車料金徴収のために出入口がバーで仕切られていますが、定期利用者はゲートを開くためのICカードを貸与されます。おそらく電車でも、同様にすぐに反応したりしなかったりしてよく分からないカードを使うことになります。

 そこからロータリーの東側を回った後(なので名物の大木が伐採される恐れはないようです)、メインストリートへと進みます。

 反対行電車が道路を逆行するのは朝倉のお約束です。

 そして、メディ森(図書館中央館)の手前が終点で、ここで折り返しの停留所が設けられるようです。敷地の制約もあり、停留所に新たな建物は設けられないようですが、乗り場付近には屋根が付けられる予定です。

 停留所名は未定で、現時点での仮称は「朝倉キャンパス図書館前」。正式名称は学内の公募で決定するとのことです。

 またダイヤですが、もともと朝倉で折り返していた電車が足を延ばすことになるので、大幅な変更はないようです。

 なお、大学の学期中に騒音の出る工事はしづらいため、どうしても工期がかかるとのこと。今のところ2年半後の第2学期開始までの開業が目途になり、現在の在校生で恩恵に与れる人はどうしても限られます。

 とはいえ、学内で電車を待てるのと、専用のホームのない道端で待たないといけないのとでは大違い。僅かな延伸で利便性や快適性は大きく上がることでしょう。

 交付金削減続きで財務に悩む大学、コロナ禍で大幅赤字がのしかかる鉄道事業者、苦しんでいるはずの両者が、協働して攻めに出ました。電車の沿線にキャンパスを置く大学は日本各地にあるだけに、この試みが成功するかどうかが注目されます。

 

 

 

 

 

 なお、本日は4月1日です。

 

 

 

 予算次第ですが、ホントに延伸するならぜひやってみたら良いんですけどね。

 ともあれ、楽しいエイプリル・フールの一日をお過ごしください。