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「地域」研究者にして大学教員がお届けする「地域」のいろんなモノゴトや研究(?)もろもろ。

はじめてのこくりつ:クリアソン新宿対いわてグルージャ盛岡@国立競技場(2025.6.15.)

 

 この歳になって初めて国立競技場へ。「新宿の日'25」第27回JFLクリアソン新宿対いわてグルージャ盛岡の対戦を観に来ました。

 

 

 実はこれまで新旧どちらの国立競技場にも行ったことがなかった私。クリアソン新宿のJFL昇格で高知ユナイテッドSCの試合が組まれる可能性が出たのですが、実現しないうちに高知がJ3入会を果たしてしまいました。

 ただ今季、高知のアウェーSC相模原戦の翌日が、クリアソン新宿の国立競技場での試合開催日「新宿の日'25」と判明。これを逃す手はないというので、観に行くことにしました。

 ちなみに前日の相模原戦については、下記エントリをご覧ください。

 

www.3710920.com

 

 

 ついにやってきました国立競技場。完全におのぼりさんモードで周回を歩きます。

 

 

 こちらは旧国立、1964年五輪の際の聖火台です。

 

 

 そして新国立ではこんなのになったそうです。

 

 

 この日は周回各所にスタジアムグルメの出店がありました。「国立競技場のグルメといえばカップラーメンという言葉だけは知っている身からすれば、隔日の感を禁じ得ません。

 そしてさらに歩いていると、

 

 

 キヅールだ!

 くりあにゃんだ!

 

 そう、両チームのマスコットが競技場前に登場したのに出会えたのです。

 キヅールはいわてグルージャ盛岡のマスコット。クラブ名となった鶴なのですが、マスコットの常識を覆す直線的かつ鋭角なフォルム、さらに凝りに凝ったキャラ設定がウケて、一般投票で圧倒的な支持を受けてマスコットに選出。さらにクラウドファンディングで三次元化も果たし(ちなみに私はぬいぐるみ目当てで支援しました)、岩手県内外に熱烈なファンをもつ存在です。

 

grulla-morioka.jp

 

 一方のくりあにゃんは2024年にデビューしたクリアソン新宿のマスコット。新宿で暮らす招き猫で、クリアソン新宿とともに世界一の猫になるべく活動中です。

 

criacao.co.jp

 

 

 競技場に向かう両名。キヅールの尾羽に何がついているのかと思ったら、オフィシャルパートナーNOVAのNOVAうさぎでした。

 

 

 翼を折りたたんだキヅール。割と簡単にぱたんと閉じています。

 

 

 このまま競技場に入るかと思いきや、撮影会スタート。国立競技場での試合ということで、他サポも来ています。私もそうですが。

 

 

 キヅールとくりあにゃんの鶴のポーズ。何か引っかかりを感じますが、気のせいということにしましょう。ちなみにわれわれも一緒に写真を撮ってもらいました。

 

 

 本日の昼食はザンギとポテトのセット。生ビールにも惹かれましたが900円というのにドン引きして断念。地方の感覚からすると正直信じられないです。

 

 

 それはさておき、グルージャの選手たちが登場しました。1層のアウェーゴール裏席からは新宿サポを凌駕する勢いの応援が飛んでいます。

 

 

 一方、ピッチ手前にはくりあにゃんも出てきました。

 

 

 さて本日のメンバーです。まずは審判団から紹介。

 

 

 ボールパーソンとストレッチャーパーソン紹介もあります。

 そして両チームの選手発表。いわてグルージャ盛岡の選手は公式SNSからどうぞ。

 

 

www.instagram.com

 

 一方のクリアソン新宿は下記SNSリンク先にて。紹介動画を見てもらえたらいいのですが、下手にアップして著作権上のトラブルになるのも怖いんですよね……

 

www.facebook.com

 

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 試合開始前のキックインセレモニー。この日は新宿高野代表と新宿駅長が務めます。新宿駅が今年開設140周年なのだそうです。

 

 

 そして試合開始です。両チームともJリーグ入りを目指していますが、入会可能性のある上位2位までには勝点差がついているだけに、どちらにとっても落とせない試合です。

 前半は新宿ボールで開始。両チームとも後方からつないでチャンスを伺いますが、なかなか相手陣内で優位な状況を作れません。

 

 

 前半半ば、0‐0のままで飲水タイム。この後もお互い押し切れず、相手の圧に対してボールを戻す流れが再三続きます。

 

 

 その後もお互い見せ場を作りきれず、0‐0で前半終了です。

 

 

 ハーフタイム、今度はキヅールが出てきました。

 

 

 この日はトラックを使った400mリレーが行われます。試合前の予選を勝ち抜いた6チームが決勝に進出、ハーフタイム中のレースに挑みます。

 

 

 ランナーは男女混合、地元高校生から企業の人までいろいろ。

 

 

 キヅールとくりあにゃんが待つゴールに最初に飛び込んだのは、都立新宿高校サッカー部のアンカーでした。

 

 

 さて後半、今度はグルージャボールで始まります。

 グルージャは早々にコーナーキックを得ますが得点はならず。その後もお互い相手の堅守を崩せないまま、時間が過ぎていきます。

 後半飲水タイム。スコアは0‐0のままです。

 

 

 膠着状態を破りたい両チーム、ここから選手交代が増えていきます。個人的にはアウェー側の選手交代にも写真が出るのが高ポイントです。

 

 

 続いて気になる入場者数が発表されました。去年に続いてJFL史上最多記録更新です。これだけの観客が集まったとなるといつもに増して負けたくないクリアソン、何とかシュートまで持ち込もうとしますが相手守備に阻まれます。

 

 

 前後半90分が終了し、アディショナルタイムは6分。ただ一進一退の試合の流れはどちらにも傾きそうな気配がありません。

 

 

 しかし90+2分、ついに試合が動きました。グルージャは右から攻め上がって相手ゴールエリアにボールを送ると、最後はFW11番藤本がエリア内右側から押し込み、待望のゴール!

 

 

 喜びを全身で露わにする藤本。個人としてもリーグでの得点単独トップに立ちました。

 

 

 そしてそのまま試合終了。1‐0でグルージャがアウェーで勝利。クリアソンは最終盤のピンチ1つで涙をのみました。

 

 

 試合後、クリアソンの選手と共にくりあにゃんもピッチに現れました。

 

 

 グルージャのサポーターの前でご挨拶。

 

 

 続いてキヅールも登場、勝利報告です。

 

 

 サポーターの目前で勝利の舞を踊るキヅール。

 

 

 劇的な勝ち試合をサポーターとともに祝っています。

 

 

 ひとしきり勝利を喜んだあと、キヅールは場内を一周していきました。