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「地域」研究者にして大学教員がお届けする「地域」のいろんなモノゴトや研究(?)もろもろ。

雨中の激闘:高知ユナイテッドSC対SC相模原@ギオン(2025.6.14.)

 

 選手の異動が相次ぎ、リーグ後半に向けた変化を感じさせる高知ユナイテッドSC。そんな中でのアウェーSC相模原戦、雨の中の試合を観てきました。

 

 

 小林心の完全移籍にはじまり、選手の異動が相次ぐ高知ユナイテッドSC。ただ出ていくばかりではなく、新加入選手も出てきています。とりわけGK41番アルナウの移入でGKが5人になったのはまさに異例。強化という面ではいいのですが、はたして5人体制が持続可能なものなのか、という不安を感じずにはいられません。

 ともあれリーグ戦は続きます。今回はアウェーでのSC相模原戦、天気が不安でしたが行ってみることにしました。

 

 

 SC相模原の本拠地ギオンスタジアム相模原麻溝公園)へはJR相模線原当麻駅から徒歩20分強。天気がいいならまだしも梅雨空で歩くのは不安です。またシャトルバスがあるわけでもなく、今回はJR横浜線古淵駅からバスで最寄りの女子美術大学まで行くことにしました。路線バスも他の系統合わせて本数は多いとは言えないのですが、路線バスが維持できているだけマシとも言えます。

 

 

 女子美術大学から歩いて数分でギオンスタジアムに到着。こんな掲示がありました。Fight!

 

 

 17時キックオフというので夕ご飯には早いのですが、なんかお腹が空きました(笑)スタグルがいろいろ並んでいる中、相模原チキンタコスというのを試してみます。

 

 

 タコスにはお好みで辛口と激辛の2種類のソースが選べます。ネタとしては激辛でしょう。さらにはオニオンとパクチーコリアンダー)も追加できます。

 

 

 スタジアムに入りました。開放感があって、これで天気が良ければ快適な観戦環境なんですけどね。

 

 

 先程の相模原チキンタコス。激辛ソースでしたが辛くて痛くてというのではなく結構味わいがあり、一気に食べてしまいました。

 

 

 こちらはカミさんが買ってきたケバブサンド。肉の量がこの通りたっぷり。少しもらいましたが肉はもちろんキャベツもシャキシャキで良かったです。

 

 

 本日の高知のスタメン。移籍加入のアルナウがいきなり出場です。

 

 

 サブはこちら。移籍早々天皇杯2回戦で先発したDF28版朴勢己が名を連ねています。

 そしてSC相模原のメンバーはクラブ公式発表にて。

 

 

 

 開始直前、応援練習というのでスタジアムDJと球団職員のガミティが登場しました。

 

 

 選手入場。この辺りから雨が本格的になってきます。

 

 

 前半は高知のキックオフで開始。相模原が風下を選択してエンドが入れ替わってのスタートです。ということは前半に相模原がアウェー側のエンドを選んだということです。これはアウェーゴール裏が風下にあたるということを意味します。つまりアウェーサポの真正面に雨が吹き付けるということです。

 そんな中でも応援していると、開始早々に高知がチャンスをつかんでFW18番東家のゴール!と思いきや無情にもオフサイドの判定。そしてここから両チームが攻め合いになるものの、ゴールには至りません。

 

 

 前半終了間際、電光掲示板には相模原の応援が掲示されています。良いなぁとは思うのですが、これはクラブ側に応援活動やそれに加わる個々のサポーターを尊重して協力しようとする姿勢がないとまず不可能で、うーむ……まぁ、この辺で止めておきましょうか。

 

 

 前半アディッショナルタイムは2分。ただどちらも流れをつかみきれません。

 

 

 結局アディッショナルタイムは何事もなく経過し、前半は0-0となりました。

 

 

 ハーフタイム。この雨の中ですが、事前に告知のあった地元よさこいチームの総踊りが行われます。

 

 

 今回は5チームが集まりました。高知からは遠いところにもかかわらず、本当にありがたいことです。こうして日本全国、さらには世界各地で踊ってくれる人たちがいなければ、高知が「本家」なんて胸を張れませんからね。

 

 

 そしてガミティも登場しました!

 

 

 踊りに加わるガミティ。鳴子の余りがあったら持ってもらいたかったのですが、こちらに余裕がなく断念です。

 

 

 総踊りが終わり、ガミティがアウェー側に来てくれました。

 

 

 クラブの社員なので、アウェーサポにも名刺を配っています。私も当然もらいましたが、自分の名刺が手元になかったのは痛恨事。社会人として反省しています。

 

 

 後半は相模原キックオフから。ここからお互い攻め合いが続きます。その後、高知は相手にカウンターをかけられ1対1の大ピンチを迎えますが、相手シュートがバーの上に飛んで事なきを得ます。逆に攻撃では相手ゴールエリア内に再三迫るものの、相模原の守備に阻まれ決定打に至りません。

 

 

 本日の来場者数発表。悪天の下、シャトルバスがあるでもないのに6000人以上が集まりました。ホームタウンの人口が違うと言えばそれまでですが、とはいえ羨まずにはいられません。

 

 

 後半45分となり、アディッショナルタイムは4分。もう少しあるかと思ったのですが、意外に短めでした。

 

 

 そんな後半のアディショナルタイムも大きな動きはなく、4分に入ってそのまま終了。

 

 

 最終結果はスコアレスドロー。ここまでの試合とは打って変わって久々の無得点ですが、ここまでの試合とは打って変わって久々の無失点。アウェーで最低限の勝点1を受け取りました。

 

 

 試合後、サポーターの前に集まった高知の面々。悪条件の中でそれぞれ頑張りました。

 次節は21日(土)開催。ホーム春野総合運動公園陸上競技場でギラヴァンツ北九州を迎えての対戦です。