直前の奈良クラブ戦でJリーグホーム初勝利を挙げた高知ユナイテッドSC。Jリーグ公式戦では1カ月以上負けがない状況です。この勢いでJリーグ初のホーム連勝を決められるか?相手はギラヴァンツ北九州です。
6月8日の奈良クラブ戦で待望のJリーグホーム初勝利を挙げた高知ユナイテッドSC。天皇杯2回戦こそ敗退したものの、Jリーグ公式戦では5月6日のカマタマーレ讃岐戦を最後に負けがありません。この日はギラヴァンツ北九州と対戦。J2昇格プレーオフ圏の相手ですが、今の勢いで勝てるか注目です。
メインスタンド前ではレイラック滋賀に移る宇田への寄せ書きの最中でした。横浜FCから期限付き移籍が延長された宇田でしたが、移籍先が変わることになります。滋賀県初のJリーグクラブにあと一歩と迫るレイラック滋賀で、Jリーグ入会への最後の1ピースになることが期待されます。
この日の昼食はポークたまごおにぎり。
そして大川村のはちきん地鶏のメンチカツです。
ゴールキーパーのウォーミングアップがはじまりました。新加入の41番アルナウが登場します。
GKコーチにも新たに加わりました。鳥栖フューチャーズ(!)を皮切りにJリーグクラブや学校・代表コーチを歴任し、最近は自身のアカデミーを運営する澤村コーチです。
ゴール裏の応援旗や横断幕が大幅増。その中にスペインとセネガルの国旗がありました。スペインはアルナウの出身地、セネガルはV・ファーレン長崎から期限付き移籍のFW39番ジョップ・セリンサリウの父親の出身地ということです。
本日のギラヴァンツ北九州の先発が発表されました。
サブスティテュートはこちら。
そして高知ユナイテッドSCのメンバーはこちら。
本日のスターティングイレブン。前節に続いてアルナウが先発です。
前半は高知ボールで開始。高知は早速攻めの姿勢を見せますが、リーグ屈指の守備を誇る北九州を崩せません。
逆に前半21分、高知はエリア左斜めの手前でファウルを取られ、直後のセットプレーからDF50番杉山にゴールを決められてしまいます。
前半26分、この試合から飲水タイムが導入されて小休止です。ここで流れを変えたい高知でしたが、決定的なシュートを相手守備に阻まれ、得点に至りません。
結局前半は0-1で終了しました。
後半は北九州のキックオフで開始。逆転を期する高知はここでMF15番小林里駆に代えてFW29番内田を投入。するとこの交代がハマりました。
50分、高知は右のコーナーキックがエリア逆サイドに行ったところからの折り返しに内田が反応、同点ゴールを叩き込みます。
さらに58分には相手エリア内での左から右へのパスがゴールラインをもう少しで割りそうなところをMF16番上月が止めて中央へ。これをまたも内田が決めて逆転に成功しました。
あ、ちなみに時間表示を90分制に戻しました。なんかこっちの方がやりやすいので。
後半飲水タイム。残り時間はまだまだあります。このまま終われれば良いのですが、そう甘くはありません。
71分、高知は一瞬のスキを突かれてカウンターを許してしまい、速攻から最後はMF24番吉長がゴール。同点とされてしまいます。
しかしここで崩れないのが高知の以前と違うところ。逆に78分にはエリア手前まで攻め込んだところ、今度は上月が自身でゴール!高知が再び勝ち越します。
本日の入場者数。スタンドを見る限り今日は厳しいかなと思っていたら、はたして2000人を割り込みました。天気がイマイチだったのもありますが、天皇杯でヴィッセル神戸に勝っていたらもっと多かったかなとも思います。クラブの広報・PRからすれば反省点はあるのでしょうが、今日勝てば次週のパルセイロ長野戦の入場者数は期待できるかも知れません。
試合はそのまま進み、アディッショナルタイムは6分。しかし高知は北九州に攻めを許さず、時間をしっかり使っていきます。
そして試合終了。高知がホームゲームでの連勝です!スコアも同じ3-2、どちらも後半の逆転劇です。
本日のヒーローはもちろん内田。
インタビューとヒーロー賞の授与の間に、高知の選手たちが勝利報告にやって来ました。
勝利のダンスにコーチを引っ張り出そうとしたMF66番三好。なぜかお姫様抱っこになりました。
去り際にアルナウが応援旗にサイン。上段スタンドから降りてきたサポーターにハイタッチをしていきます。
その間にヒーロー賞を受け取る内田。焼肉お食事券に続いて、こちらは足摺岬のリゾートホテル宿泊券です。
こちらも恒例の高級外車レンタル権。これで高知を一周してみたいと話す内田です。
いつもの流れならここで高級外車がエンジンを吹かせて乗り込んでくるのですが、
出てきたのはユニック。これで高知一周じゃないですよね(笑)
それはさておき、インタビューを終えた内田がゴール裏に登場。
最後はサポーターとともに記念撮影です。
これで勝点を21に伸ばした高知ユナイテッドSC。試行錯誤の期間を終えて、ここから一気に躍進してほしいものです。