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「地域」研究者にして大学教員がお届けする「地域」のいろんなモノゴトや研究(?)もろもろ。

日高村に行ってきました(前篇・村の駅ひだかからボンネットバスで村を快走!)

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 久しぶりに土日とも休むことができたので、これまた久しぶりに学部が関わらないイベントに行くことができました。行ってきたのは一昨日の土曜日、日高村です。

 

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 まず訪れたのは日高村中央部にある「村の駅ひだか」。いわゆる道の駅の日高村版で、開業2周年を迎えたばかり。国道33号線沿いにある上、JR土讃線岡花駅からも歩いて5分の一等地という好アクセスで、日高村を中心とする農産品や地場産品が所狭しと並んでいます。

 

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 店の前にはこんな展示も。

 

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 併設されているカフェ。ご覧の通りモーニングは一日中注文OK(ただしランチタイムは時間がかかるとのこと)だそうですが、高知では午後からでもモーニングが頼めるのは珍しくも何ともありません。

 

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 そしてひやしあめゆ。今まで私も各地でネタにしてきましたが、堂々とタグを作っているのは初めて見ました。そのうちホットひやしあめも売り出すんでしょうか。

 

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 当日はRKC高知放送)ラジオが公開生放送中。また3日前からは高知新聞日高村

の特集を組んでいて、この日も2階で村に関する報道写真展が開かれていました。

 

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 一通り買い物を楽しんだ後は、この日開催される「日高メシふぇすてぃばる!!!!」の会場となる小村神社へ移動。この日は特別に無料周遊バスが運転、しかもボンネットバスだそうです。

 

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 バスがやって来ました!フロントガラスからグリル、ライト、どこをとっても昔風のバスです。

 

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 徳島は祖谷渓からやってきたボンネットバス。高知まで来るのに一般道で3時間かかったそうです。

 

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 幸運なことに最前列が空いていました。昔のバスなので、横向きのロングシートです。そして運転台は電子制御のでの字もありません。シフトレバーは直結、ケーブルはむきだし、プラスチックや樹脂で固められた今のバスとは異なり、いかにも機械という感じです。

 

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 車内は床が板張り、座席は後ろの方が進行方向向きですが、運転席直後はロングシート。現在では安全対策上不可能なシート配置です。

 また、窓はいわゆる「バス窓」。最近のバスしか知らないと想像できないでしょうが、昔はバスと言えば窓が2段に分かれていて、上段が丸みを帯びた固定窓、下段のみが開け閉めできるというものでした。もっとも、この配置の窓はバスに限らず定番だったようで、とさでんの電車でもバス窓のものは結構簡単に見つかります。

 

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 このバスは昭和35年(1960年)に製造されたとのこと。車齢50年を超えるベテランですが、どうしてもボンネットバスというと戦前や戦後すぐぐらいのイメージがあるので、もっと古いものかと勝手に思い込んでました。済みません。

 

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 このバスはいすゞ自動車の型式ですが、ボディは金沢産業という企業によって製造されたものを架装しています。今も残る銘板は、おそらく当時では最先端のデザインだったような感じがします。

 そんな昔の新車に乗って、村の駅ひだかを出発!

 

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 バスはまず国道33号線を西に向かい、総合運動公園を目指します。こちらではバブルサッカーなど、スポーツ系のイベントを開催中です。

 

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 総合運動公園で10数人の乗客を乗せると、バスは一転して33号線を東行。村の駅ひだかを越え、JRの日下駅、小村神社前駅を横目に快走していきます。最高走行速度は時速60キロだそうですが、エンジンの轟音と聴くと、もっと速度を出しているように錯覚してしまいます。

 

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 そして神社の例大祭の大きな幟を見ると、左に折れてすぐ停車。小村神社までやってきました。ここからは待望の食系イベントですが、既に写真も多くなったので、続きは新たなエントリで。