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「地域」研究者にして大学教員がお届けする「地域」のいろんなモノゴトや研究(?)もろもろ。

大豊町南大王の福寿草まつりに行ってきました

 

 今年も大豊町南大王の福寿草まつりに行ってきました。花は盛りを過ぎたと聞きましたが、天気にも恵まれて、まだまだ多くが咲いていました。

 

 

 毎年恒例、春まだ浅い大豊町南大王集落での福寿草まつりが始まりました。ただ何かとバタバタしている間に開催期間も終わりが近づいてきたのですが、何とか時間が取れたので、今年も行ってみることにしました。

 

 

 高知市内から高速道路と国道439号線を走り、落合集落からの山道を縫って南大王集落へ。ちなみに(以前も貼ったような気がしますが)落合からのルートは下記でご覧ください。

 

www.youtube.com

 

 

 入園料1人500円を払って会場へ。ふもとの駐車場から遊歩道を上っていきます。行く先は目の前にある丘の上の、さらに上です。

 

 

 この日は朝から冷え込んでいて、蕾のままの福寿草も少なくはありません。

 

 

 ですが、日なたの花はご覧の通り咲いています。気温が上がれば、さらに多くの花が開いていくでしょう。

 

 

 快晴の空の下、次第に開いていく福寿草

 

 

 福寿草の花のそばで、フキも育っています。

 

 

 

今年も接写を試みてみましたが、なかなか上達しませんね……

 

 

 遊歩道の途中、今年も南天が実っていました。

 

 

 さらに遊歩道が上がります。写真だとどうしても見えづらくなってしまうのですが、斜面のあちこちでも福寿草が咲いています。

 

 

 遊歩道から開けた視界。南大王集落のある東豊永地区のいろいろな集落が一望できます。今日は雲一つない晴れで、さらに遠くまで見渡せます。

 

 

 今年の福寿草のピークは10日程前だったとのお話でしたが、どうしてどうして、見渡せばあちらこちらで咲き誇っています。

 

 

 晩冬から早春の柔らかな日差しを全身に受ける福寿草

 

 

 棚田の斜面でも、ご覧の通り。

 

 

 ゴールの神社と小屋が見えてきました。今年も大きな囲炉裏が焚かれているはずです。

 

 

 木々はまだ冬枯れですが、足元の福寿草が、季節が変わっていくことを知らせています。

 

 

 もうすぐゴールです。団体客が来ているのか、マイクロバスが止まっています。

 しかし、怒田から南大王までの細い山道、よくマイクロバスで走れるなぁと……

 

 

 蛇体神社に着きました。手水はまだ凍っています。

 

 

 小屋に入って囲炉裏に当たり、お茶を頂いて、人心地つきました。

 

 

 囲炉裏ではじゃがいもと豆腐とさといもの田楽(1本100円)が火に当たっています。

 

 

 物販コーナーでは苗木や手芸品が並んでいます。たぬきの油、気にはなるんですけど値段が値段なのでいつも二の足を踏んでいるんですよね(苦笑)

 

 

 お菓子コーナー。よもぎもちは囲炉裏の火であぶるとさらに美味しいです。

 

 

 外ではうどんも売っているのですが、お昼ご飯にはまだ早い。なのでちらし寿司とかぼちゃフライを買って帰ることにしました。

 

 

 帰り道。一見すれば春にはまだ早い景色の中を歩きます。

 

 

 遊歩道以外でも、福寿草が一斉に咲いています。ただ、やはりこれは写真では伝わりにくいので、実際に見ていただくのがいちばんです。

 

 

 脚光を全面に浴びて咲き誇る福寿草

 

 

 近くでは梅も盛りを迎えつつあります。高知市内よりは、やはり見頃が少し後になるようです。

 

 

 今年も巡ってきた、福寿草の花の季節。

 

 

 あと少し、花の生命は続きます。

 

 

 ふと空を見上げると、はるか遠くで飛行機雲が流れていきました。

 

 大豊町南大王の福寿草まつり、この後は3月3日(日)まで開かれています。

 

www.town.otoyo.kochi.jp