3710920269

「地域」研究者にして大学教員がお届けする「地域」のいろんなモノゴトや研究(?)もろもろ。

IPBLグランドチャンピオンシップ2022(0)藤崎台への道

 

 日本独立リーグ野球機構(IPBL)による日本独立リーググランドチャンピオンシップが3年ぶりに復活!独立リーグ日本一を懸けた決戦を見届けるべく、熊本はリブワーク藤崎台球場に向かいました。

 

 

 IPBLが開催してきた日本独立リーググランドチャンピオンシップ。2019年までは四国アイランドリーグplusとルートインBCリーグそれぞれの覇者が対戦していたのですが、2020年と2021年は多分に漏れずコロナ禍で中止を余儀なくされました。

 しかし今年2022年、新たにヤマエ久野九州アジアリーグ、北海道フロンティアリーグの優勝チームを加えた4球団によるトーナメントとして復活!2日間の日程で熊本はリブワーク藤崎台球場で行われることになりました。詳細は過去のエントリをご確認ください。

 

www.3710920.com

www.3710920.com

 

 そして四国からは高知ファイティングドッグスリーグチャンピオンシップを制して出場決定。日本一への道を見届けるべく、われわれも熊本に向かいました。

 

 

 藤崎台球場へは、熊本市電B系統を蔚山町(うるさんまち)で降りてから高台を登っていきます。熊本城にほど近いこともあり、ふもとには西南戦争激戦地の記念碑があったりします。

 

 

 まっすぐな上り坂の先、左手に照明塔が立っています。球場までもうすぐです。

 

 

 球場に近づいてきました。幟がいくつも並んでいるのは、ドッグスのホームゲームと同じです。

 

 

 藤崎台球場は火の国サラマンダーズの本拠地。いよいよ決戦の場に乗り込むのを実感します。

 

 

 リブワーク藤崎台球場到着。サラマンダーズのグッズがいろいろ置いてあります。

 他にも、ドッグスやBCリーグのグッズコーナーもあります。ただ、北海道のコーナーがなかったのは残念。

 

 

 球場に入りました。サラマンダーズは昨年今年とリーグ連覇していて、こちらには昨年2021年のチャンピオンフラッグが飾られています。

 そして熊本と言えばくまモン。自然に立っています。

 

 

 やってきました、藤崎台球場

 今日は1日目、準決勝2試合が行われます。ドッグスは第1試合に登場、対戦相手はBCリーグを制した信濃グランセローズです。

 と、一塁側に何やらいますね。

 

 

 グランセローズのマスコットキャラクター「グラッツェ」が来ています。

 

www.grandserows.co.jp

 

 グランドチャンピオンシップというだけあって、マスコットもわざわざ来ているんですね。

 

 

 もうひとりいたのは、見るからにサラマンダーズのマスコットキャラクターですね。

 

salamanders.jp

 

 ユニフォームに貼ってあるのは広告かと思ったら、「恋人募集中」とのこと。

 

 

 グラッツェがドッグスの側にもあいさつに来ました。

 ……って、ドッキーは?

 

 

 そう言っている間に開会記念のご挨拶。何と県知事が登場しました。熊本、気合入っています。

 そして隣にいるのはもちろんくまモン。これから始球式も行うそうです。ますます熊本県の力の入り方を感じます。ありがたいことです。

 ……で、ドッキーは?

 

 

 結局、ドッキーは知事あいさつの後に出てきました。

 

 

 さら丸とくまモンも交えて盛り上がっています。

 ちなみに、手前にいるチアさんはサラマンダーズのチーム"SALLYS"。チーム自体に加えてアカデミーもあるそうで、NPBに近いぐらいの活動内容に感じます。

 

salamanders.jp

 

 

 試合直前のメンバー交換。当たり前のようにくまモンが入り込みます。

 って、熊本だから「のように」ではなくて当たり前なんでしょうね。

 

 

 握手を交わす両監督。グランセローズを率いるのは、地元長野県出身で巨人・オリックス・中日でプレーした柳沢裕一監督です。

 

 

 全員そろって記念写真。さら丸はホスト役みたいですね。

 

 

 いよいよ試合開始が近づいてきました。

 グランセローズの選手を紹介するのは、なぜか丹下段平。のようで、実際はグランセローズのアンバサダーでお笑いコンビ「ガンリキ」の佐橋大輔さん。ものまねが嵩じて声優も担当するようになったらしいです。

 

sabashidaisuke.com

 

 

 この日はドッグスが先攻。守備に就くグランセローズの選手の送り出しには、さら丸とSALLYSも加わっています。アナウンスに煽られて、球場はどんどん盛り上がっていきます。

 レギュラーシーズンでは味わえない高揚した雰囲気。これが体験できるだけでも、来た甲斐があったというものです。

 ただ、ということは、ドッグスにこういうスタジアムの空気を経験している選手は、おそらくいません。しかもドッグスは先攻。実質ビジター状態、相手が盛り上げてもらっているのを受ける立場になるのです。

 

 「まずい、これは空気に呑まれるかもしれない……」

 

 危惧が私の頭をよぎりました。