千枚田を背にして、ここから高知県西部を北から南へと一気に縦断します。目的地は、今宵の投宿先たる三原村です。
旅に出る前、梼原町から三原村へのルートを検索したところ、いったん愛媛県に出るのがいちばん早いという結果が出ました。
ヨサク(国道439号線)経由が最短と思っていたので正直言って意外でしたが、道路の整備状況や坂道やカーブなど、いろいろ条件があるのでしょう。うっかりしていて距離をチェックし忘れていましたが。
ただ、去年からずっと高知県内で籠城戦を続けていたのが習い性になって、県外に出るというだけのことが億劫になってしまった自分がいました。いや、途中どこにも立ち寄らずに通過するだけなら、どうということはないはずなのですが、万が一旅行中に新型コロナウイルスに感染したら、「県外に出た」という事実が炎上用の格好の燃料になってしまうというのが、どうしても……
ただ、県外ルートをとらなかったのは他に大きな要因があります。最初に立ち寄った須崎の道の駅で、今年も県内の道の駅のスタンプラリーが始まったのを確認したもので、だったらいろいろ寄りたいところです。特に四万十川流域には3つの道の駅があり、それらを訪問して、かつ中村にも寄った方が良いかなとなったのです。
その結果、梼原町立歴史民俗資料館を出発して千枚田を通り、三原村まで今回通ったルートがこちらです。
グネグネっぷりだけなら地図だけでもお分かりいただけると思います。どうせなら道中の高低差もつけておくべきだったと気づいたところです。
今回は途中の道路の写真を撮っていませんが、離合不可能な道路や急カーブ、舗装がガタッとなっているところは普通にあります。もうすっかり慣れましたが。
ちなみに、梼原から道の駅四万十大正までのうち、ふるさと林道初瀬線と県道26号線については、逆向きかつ9年前のものになりますが、動画が上がっています。
松原中津川林道については、今回とは逆向きの動画があります。先程と比べればお分かりいただけると思いますが、上記の区間の中では非常に走りやすい部類に入ります。ヨサクよりよっぽど楽です。
ただ、この辺は実際に走ってみないと伝わらないところがあります。パンデミックが収まったら、道路網の整った大都市圏の友人を是非ともドライブに招待したいですね。大丈夫、たまにカーナビに出てこない道はありますが基本ダートは走りませんし、リッターFF車で十分走破できるルートですからね。グフフフ……
そんなルートを通って、到着したのが道の駅四万十大正。
あ、今回ですが、道の駅の写真はロクに撮っていません(ヲイ
この辺の道の駅は、それこそ何度も何度も立ち寄っているので、わざわざ撮影しようとは思いもよらなかったんですよね……
なので今回は、観光案内と、あと過去エントリもお読みいただければと……
さて、四万十大正に続いては、四万十町の西の端、道の駅四万十とおわ。
ただ新年度から運営業者が変わるというので、ほとんど動いていませんでした。
そして四万十市(さっきは四万十町)に入り、さらには道の駅よって西土佐にも寄っていきます。
そしてここからさらに南下して四万十市の中心街を通り、さらには中村から宿毛への高速道路へ。
一部片側2車線という天国のような道路を走り抜けた後、宿毛市をかすめて、三原村へ入った時には、夕暮れ時が始まっていました。