高知大学地域協働学部学生による自主企画「勝手にオンライン高知大学地域協働学部ver.」の一環で、学生から教員紹介のインタビューを受けた動画がこのほど公開されました。ぜひご覧いただけると嬉しいです。
昨日のエントリでも書きましたが、 本学は1学期間の全ての授業がオンライン開講となり、一部例外を除いて学生・教職員が大学に行くこともままなりません。とりわけ新入生は、期待していたはずの学外実習にも行けないばかりか、同期生どうしのつながりを作ることも難しい状況に置かれています。
そんな中で、在校生有志が高知大学での学生生活について紹介・解説する「勝手にオンライン高知大学地域協働学部ver.」というサイトを立ち上げました。その中で、学部教員、はては学長までのインタビュー企画が行われ、その結果として動画がアップされました。
そして、私のインタビュー動画も公開されております。下記リンクからご覧ください。
公開されてはじめて知ったのですが、私の動画がいちばん長い(汗
しかもおまけまであったりします(汗
ただそれはさておき、教員がどういう思いで研究・教育に取り組んでいるかを語る場というのはなかなかないので、その点では貴重な動画になると思います。
それだけに、新入生はもちろんのこと、ぜひとも大学受験を控えた皆さん、さらにはその保護者の皆さんにご覧いただきたいと思います。さらにはそれ以外の皆さんにもご笑覧いただきたい。念のため申しますが、私の動画だけじゃないですよ(笑)
ただし、これだけしゃべっておいてなんですが、インタビューのおまけのところで、話すのを忘れていたことがあったのに気づきました。
それは、アヒルちゃんに込められた「世界はひとつのバスタブで、ぼくらはみんな家族」というメッセージです。このメッセージへの共感が、私のアヒルちゃんに対する大事な思いなのです。
そして、地域協働学部はというと、そんなバスタブ、海に浮かぶ一艘の船です。新しいけど本当に小さい、いちおうは完成したけれど、まだまだ作っていく余地のある、危なっかしい船です。
この船は、誰かが命令・指揮して、それ以外の人々が指示に従って動かすものではありません。どうやってより良いものに作り上げるのか、より良い方向に動かすのか、誰もが考えて動かしていかないといけません。そこに教員・職員・学生の区別はありませんし、あるべきでもない、というのが私の考えです。
その点で、はっきり言ってこの学部は面倒臭い学部です。だけど、そこに面白さ、楽しさを感じる人も間違いなくいます。私もそうです。
今いる学生の皆さんにも、そのような面白さと楽しさをぜひ満喫してほしいですし、これから大学に進学しようとする皆さん、さまざまな地域の皆さんにも、ぜひわれわれを知って関心を持っていただければ、嬉しくありがたい限りです。