久々に黒潮町立拳ノ川小学校にやって来ました。この日は第4期佐賀北部班、現2年生が主体となって初めての「水曜放課後プロジェクト」、後輩1年生たちも迎えての交流企画です。
「水曜放課後プロジェクト」とは? これは、われわれの先輩の2期生佐賀北部班が拳ノ川小学校の子どもたちを対象に、2年前に始めた企画です(佐賀北部との関わりで言えば、4期生からはもちろん、私から見ても、彼・彼女らの方が先輩)。
この企画の背景は、2期生たちが子どもたちの学力強化に向けた取り組みに加わる中で、自分たちが暮らしている地域のことについて、子どもたちが学ぶ機会が乏しいことを知ったことにあります。このことから、2期生は主に水曜日の放課後の時間を借りて、地域の様々な方々の協力を得て、地元にもともとあった行事を盛り上げたり、新たな催しを行う等の取り組みを行ってきました。そうする中で、子どもたちが地元佐賀北部のさまざまな慣習・資源を発見し、楽しみ、さらには地元に愛着を持つことを目指してきたのが、この水曜放課後プロジェクトです。4期生はそんな先輩たちの思いを受け継ぎ、今回初めて水曜放課後プロジェクトの主催に挑むことになりました。
久しぶりに拳ノ川小学校の体育館にやって来ました。これから準備に取り掛かります。今回は学部の1年生が大所帯で、小学校の子どもたちよりも多いぐらいです。事前にタイムスケジュールを考えてきていますが、当日の状況に応じて多少アレンジも必要です。この辺は臨機応変さ、また何を大切にすべきかを考えての取捨選択が求められます。
教室に入ると、6時間目に水曜放課後プロジェクトがしっかりと入っていました。 期待されていると思うと、ありがたいことですし、責任も感じます……といって、教員が何をどうするわけでもないのですが。
この日のプログラムは前後半に分かれています。前半にはそれぞれのクラスに分かれて、子どもたちの宿題を見て、後半には全員で集まっての交流会です。交流会では○×クイズを予定していて、ご覧の通り黒板もそれ用に構えています。
なお、当日の模様は学部ウェブサイトおよびFacebookでご覧になれます。この辺は公式情報とズレがあってもいけないので(っていうほど細かい話をするわけでもないのですが)、そちらをご確認いただければ幸いです。
ただちょっとだけ付け加えたいことを。クイズの中で唯一○×でない問題で、同僚教員と私のうちどちらが本物の私かを選ぶものがありました。すると問題が読まれた途端、学生よりも子どもたちの方が早く私の方に駆け寄ってきました。
一応その前に自己紹介の時間があったとはいえ、そちらはごくごく簡単なものでしたし、なにせ人数が多いので、これだけで覚えるのは難しいところでした。去年から少しずつ小学校に関わるようになって、覚えてもらえるたのかなと思うと、嬉しくなりました。
というわけで、残りは公式情報にて。