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「地域」研究者にして大学教員がお届けする「地域」のいろんなモノゴトや研究(?)もろもろ。

南国市稲生の「第6回びわもも祭り」に行ってきました

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 高知大学地域協働学部が関わっている実習地の一つが南国市稲生地区。先日の日曜日、毎年恒例のびわもも祭りが行われるというので、行ってみることにしました。

 

 

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 市内から車で約30分、古くからの住宅と水田地帯と採石場が広がる稲生地区に到着です。向こうに見える山の近くには高速道路(といっても対面通行のローカル線ですが)が通っていて、高知龍馬空港に行くリムジンバスが走っています。なので普段はバスの車窓からこの辺りを見下ろしているわけで、この日はアングルが逆になった形です。

 

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 びわもも祭りが開かれるのは、稲生小学校隣の公民館「稲生ふれあい館」の駐車場。この公民館が集落活動センター*1「チーム稲生」の拠点となっていて、本学はそちらとパートナーシップを組み、稲生地区での実習活動を行っています。

 

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 地元の方々による露店がいくつもならんでいます。びわもも祭りというだけあってビワとモモが目玉なのですが、モモが早々に売り切れてしまい、目下調達中とのことです(後程無事入手しました)。

 ちなみに、左側の軽食コーナーは高知大学地域協働学部1年生が担当。交代で店頭に立っています。

 

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 テントに書いてある"PTCA"と言うのを見て、不思議に思われた方もおられるかも知れません。PTAではないのかと。実は稲生小学校ではP=Parents(両親、保護者)とT=Teachers(教員)にC=Community(コミュニティ)が加わり、学校教育や子どもたちの支援のさまざまな取り組みが行われており、地域の主な特徴となっています。

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 焼き鳥やおつまみが多く出ていて、ビールにも心惹かれたのですが、何せ車で来ています。主食が欲しかったので、こちらの三食ちらし寿司にしました。ちなみにフキが入っています。

 

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 ビワとモモの話をしましたが、それいがいの農産物もいろいろ出ています。しかし、ズッキーニ1本100円だけでも凄いですが、3本200円って……

 

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 意外と韓国料理、とりわけキムチを見かける高知。こちらの土佐キムチさんも有名どころだと思うのですが、実は稲生に本社があったそうです。全然知りませんでした(汗)

 

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 そして本学部も小間を出しています。一方では1, 2年生で射的コーナー、右側では2年生の稲生実習班が、地元のお米「よさ恋美人」をつかった米粉のワッフルを作って販売しています。

 

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 妻と示し合わせて一種類ずつ購入。米粉だけあってか、もちもち感が増していたように思います。

 

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 ただ、もう少しデザートが欲しいところ。そしてあくまでびわもも祭りですので、地元の桃アイスをここぞとばかりに購入です。

 6月とはいえ高知の真昼、既に夏の暑さなのですが、吹き渡る風とアイスのおかげで、爽やかなひと時でした。

*1:高知県内で展開されている、集落維持のための様々な活動を行う住民主体の組織。当方が担当する黒潮町佐賀北部地区での実習パートナーも集落活動センターです(集落活動センター佐賀北部)。詳細についてはリンク先を参照ください。 

www.eitoko.jp