高知県立文学館で「池田あきこ原画展―タシルの街とフォーンの森」が開催中。猫のダヤンたちに会いに行ってきました。
池田あきこさんが生み出した架空の世界「わちふぃーるど」。タシルの街はその中央にあって、猫のダヤンたちが暮らす街、フォーンの森には妖精たちが住んでいます。
今回の展示会では、絵本の原画をはじめ、不思議絵や映像も交え、そんなわちふぃーるどの物語が繰り広げられます。特にこの日は猫のダヤンが実際にやって来るというので、楽しみです。
文学館の正面玄関では、さっそくダヤンのボードがお出迎え。何を考えているか分からない目線と、もふもふで柔らかそうな体型が特徴です。
高知での展示会ということで、ダヤンがカツオを釣っています。最近はご当地ダヤンがいろいろ出ていて、うどんを食べたり阿波踊りを踊ったりみかんを被ったり、大忙しのようです。
ロビーから2階の展示場に続く階段の途中に、わちふぃーるどの住民たちのプロフィールがあります。
最初に登場するのは、もちろん主人公のダヤン。ここでは普通の猫の姿ですが、子猫に姿を変えられることもあるので大変です。他にも、親友のジダン、ウサギの女の子マーシィなどなど、ポートレートが続いています。
踊り場には大きなダヤンのぬいぐるみ。こちらは写真撮影もネットへのアップもOKです。
2階に着くと、わちふぃーるどのオーケストラの大きなイラストが掲げられています。
ダヤンはお得意のヴァイオリンを持って登場。どんな音楽を奏でるのでしょうか。
特別展示室の入口、ダヤンが月夜の下で立っています。
その隣はタシルの街にあるエルタシル郵便局の出張所。ダヤンやマーシィが郵便物の仕分けを頼まれています。
出張所にあるポストは、わちふぃーるど行きの郵便専門。手紙を書いて出せば、わちふぃーるどからポストカードが来るかもしれないとのお話です。
さて、ここからは原画展。絵本やその原画、動くタシルの街の絵に、池田あきこさんが高知を訪れて描いたイラスト等が展示されています。動く絵、というと不思議かも知れませんが、そのからくりは実際に見てのお楽しみです。
さて、いよいよダヤンとの対面。今回は魔法で子猫の姿になったbabyダヤンが登場します。私もダヤンと握手、一緒に写真を撮ってもらったのですが、中年男性との2ショットを晒されても困られると思いますので、撮影会後に文学館の外で撮った1ショットを1枚だけ公開。
Babyダヤン、もふもふです。フレンドリーです。良い匂いがします。
ダヤンは企画展の期間中、まだまだ高知にやって来ます。他にもいろいろとイベントがあるので、詳しくは文学館と池田あきこ原画展のウェブサイトをご確認ください。