「ノンタン絵本の世界展 もっと! ノンタン みんなだいすき!」が高知県立文学館で開催中です。私もノンタンの絵本で育った世代、懐かしさをかきたてられたもので、ようやく時間を作って見に行くことができました。
入館するとさっそくノンタンが登場。なのですが、となりに小さな女の子がいるようです。あれ、ノンタンの絵本にこんな子いたっけ……?
1階を進むと、小さなシルエットを描いたボードが置かれています。このボードは回転できるようになっていて、
裏返すと、ノンタンの絵本に出てくるキャラクターが登場します。
キャラクターのボードは他にもあって、もちろんノンタンもいます。
こちらは食べるの大好きなぶたさん。
そして大きなくまさんと、先程の女の子。タータンというんだそうです。
2階の企画展示室へ向かう階段の踊り場。ぶたさんとたぬきさんが遊んでいます。
2階に上がってきました。クルマに乗ってくまさんがお出迎えです。
企画展会場ではノンタンのいろいろな絵本を手に取って読むことができます。
ノンタンは刊行が始まってから今年で45周年。この間ずっと新刊も出ていて、私が知らないものの方が多くなっています。
おあそびのコーナー。気になる方は画像を拡大して遊んでみましょう。
反対側にはノンタンが生まれるまでのお話と、キャラクターの紹介があります。さっきから気になっていたタータンは、ノンタンの妹なんですね。
後でもらった小冊子によれば、タータンが登場したのはノンタンの刊行から25年経ってのことだそうです。そりゃ知らないわけです。子どもでもいたら、絵本の読み聞かせか何かで見つけていたでしょうが。
さて、ここからが企画展の会場です。絵本の原画、作者キヨノサチコさんが使っていた絵の具や道具に加えて、ノンタンの世界を再現した展示があります(なお絵本原画は撮影不可です)。
こちらはノンタンのおうち。中にも入ることができます。
ぶらんこで遊ぶノンタン。世代上、ノンタンと言えばぶらんこやあかんべのイメージが強いんですよね。
こちらはノンタンたちが海に行った時のお話。迷子になったカメさんのお母さんを探していたら、大きな魚に食べられそうになりました。
島の上で魚が口を開けて、ノンタンたちに飛びかかってきたそのとき……何が起きたかは、お楽しみ。
雲の上で遊ぶタータン。こちらも子どもが遊べるようになっています。
県の非常事態宣言が出た中ではありますが、文学館は通常通り開館されています。「ノンタン絵本の世界展」、開催は9月7日までの予定です。