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「地域」研究者にして大学教員がお届けする「地域」のいろんなモノゴトや研究(?)もろもろ。

雨を切り裂くゴラッソ2発!高知ユナイテッドSC対徳島ヴォルティス@ギケンス(2026.4.26.)

 

 前節はアウェイでカターレ富山に惨敗した高知ユナイテッドSC。ホームに戻って仕切り直しですが、相手は首位徳島ヴォルティス。ギケンス無敗が途切れる大ピンチです。

 

 

 百年構想リーグWEST-Aグループ、後半戦も首位争いを続ける高知ユナイテッドSC。ですが前節はアウェイでカターレ富山に惨敗、さらに前日にアルビレックス新潟がFC大阪に勝ったために暫定4位に後退しています。

 今節はホーム戦、春野じゃ負けない!と意気込んでみたいところですが、今回の相手は首位徳島ヴォルティス。3月にはアウェイで0-3の敗戦を喫しているだけに、これはいよいよギケンス無敗が途切れる不安しかありません。

 そしてこの日は大雨の予報。悪条件がいろいろ重なったのですが、ひとまず春野に向かいました。

 

 

 この日のお目当ての1つが、昨年まで所属していた井上聖也さんによる「井上ファーム」の新玉ねぎ即売会でした。現在はKUFC南国に所属しながら農園で玉ねぎをはじめ各種野菜を栽培しています。

 新玉ねぎは1袋だいたい5, 6個入って500円と高知でも格安。ちなみに無事完売したそうです。

 

 

 スタグルで目を惹いたのは龍禾のガリあじ(400円)。「土佐の食1グランプリ」2回の優勝を誇る、ガーリック味のガリガリのアジ、見逃す手はありません。

 

 

 生憎の天気でしたが、隣県徳島からは公共交通機関に自家用車にバスツアーも加えてサポーターが大挙参戦しています。ツナサンドを買いに行ったらご覧の行列です。

 そして、この日はルヴァンとのコラボスタジアムグルメの日ということで、いろいろなお店がルヴァンを使った1日限定メニューを提供しています。その中で一番気になったのが、

 

 

 たこ焼きサンド……そう(たこ焼き屋さんとコラボすることに)なったらそう(たこ焼きをルヴァンで挟むことに)なるわな。

 公式のホームゲーム情報によれば限定19食、「意外とイケる旨さ!」とのことで、

 

 

 買ってみました。200円で話のタネが買えるなら悪くはありません。

 で食べてみたところ、ルヴァンの塩味がたこ焼きと合いました。確かに、これはこれでアリですね。

 

 

 スタジアムに入りました。一般入場が始まると、途端にアウェイゴール裏の人口が急増します。前回の新潟同様の圧を感じます。

 ちなみに、前の試合までとは角度が違うのに気づかれた方もいることでしょう。実はメイン自由席の招待キャンペーンに応募したところ当選してしまったのです。

 ギケンスのメイン自由席には屋根が架かっておらず、この日の天気からしたらゴール裏の方がまだ良かったのですが、メインスタンドからの行き来はできず、当たりはしたものの天気予報を見ながら試合当日間際まで正直悩みました。

 ただせっかくのチケットを無下に流すのも気が引けましたし、メインスタンドは久々の機会、余程のことでもなければ自腹を切って入ることもないと思ったので、大雨を覚悟で来てみた次第です。

 

 

 もっともメインスタンドの方が試合を観やすいのは確か。GKの練習もすぐ近くでやっています。天気さえ良ければ、というところです(苦笑)

 

 

 そうするうちに試合が近づいてきました。本日の徳島のスタメンですが、恐怖しかありません。

 

 

 こちらはサブスティテュートと監督。スタメンが降りてもこのメンバー、恐ろしいとしか言いようがないです。

 一方の高知のメンバーは下記リンク先の通り。FW20番杉山が外れたのが気になる一方、FW13番河田をどこで投入するかも注目です。

 

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 選手入場。この日は奈半利町・北川村・馬路村ホームタウンデーということで、北川村上村村長と北川村文化観光公社伊藤理事から両チームに記念品が贈られました。

 

 

 いよいよ試合です。前半は高知ボールでスタート。高知がいきなりシュートを放って攻めの構えを見せると、徳島も2トップに加えてMF19番宮崎が攻めかかりますが、どちらもなかなか決定機を作れません。

 

 

 そんな中、徳島は宮崎が左から攻め込み高知ゴールエリアに入り込みますが、ここで高知GK17番猪瀬と激突、猪瀬が倒れ込みます。すると主審は宮崎に対しレッドカードを提示。徳島は10人での戦いを余儀なくされます。

 もっとも、10人対11人になったからといって直ちに点が入るわけではないのは、直近のACL決勝が示した通り。高知は右からの攻めを再三見せますが、守りを固めた徳島をなかなか崩せません。

 

 

 前半ATは3分。ここでも高知が押し気味でしたが、得点にはつながりません。

 

 

 結局前半は0-0で終了します。

 

 

 後半、高知はMF11番三好に代えて、ここで河田を投入します。

 

 

 その後半は徳島キックオフ。反撃に出たい徳島でしたが、後ろへのパスが逸れてしまい、ルーズボールになってしまいます。

 すると敢然と攻め上がったのが河田でした!

 

 

 河田は徳島の選手の間隙を縫ってボールを得ると、そのままエリアの遥か手前から右足でループシュート!これが徳島GK1番永石の頭上を越え、ボールはそのままゴールに吸い込まれます。後半開始から1分での虚を突くシュートで高知が先制です。

 

 

 ですが、これで引き下がる徳島ではありません。49分にはコーナーキックにDF4番がエリア右側が頭で合わせてゴール左隅へ。試合はすぐさま振り出しに戻りました。

 この後はお互い攻め合う展開。そして徳島はFW11番ルーカスバルセロスをあえて下げる戦略に出ます。ゴール前の脅威は去ったものの、高知ボールへの圧は増しそうで、これで楽になったとはとても思えません。

 

 

 ですが、勝ち越したのは高知でした!66分、高知は相手エリア左斜め手前でボールを奪うと、FW9番新谷がミドルシュート!これがゴールに突き刺さり、貴重な勝ち越し点をもぎ取りました。

 

 

 ここから高知は3点目を奪いにかかりますが、それを許す徳島ではありません。というところで本日の入場者数。雨でなければもっと入ったはずなのに、と思いつつ、この大雨でこの人数は十分な出来だとも思います。

 

 

 この直後から徳島の猛攻が始まります。FW9番トニーアンデルソンも下げ、交代枠をすべて使ってなりふり構わず2点目を奪いに来る徳島に徐々に高知が押されますが、それでもゴールをこじ開けさせません。82分にはエリア内での競り合いからシュートを打たれますが、猪瀬が懸命のキャッチで守り切ります。

 

 

 後半ATは4分。なおも攻める徳島に高知の必死の防戦が続きます。目安の4分に入ると徳島は右からのロングボールで高知のエリア内に攻め入って左からのクロス。これを猪瀬がキャッチすると、その時点で主審の笛が鳴ります。

 

 

 猪瀬の着地の際にボールがこぼれたように見え、これを徳島が奪ってゴールを試みますが、既に試合終了の扱いでゴールは認められません。2-1で高知が逃げ切り勝利です!

 

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 最終スコア。高知はホーム連勝を7に伸ばしてギケンス無敗継続です。一方の徳島サポーターからすれば退場処分に加えてフルタイムの判定にも憤懣やるかたなく、アウェーゴール裏からはブーイングの嵐でした。

 

 

 インタビューを終えてバックスタンド前に走る新谷。ここまで喜びをあらわにするのはあまり見た記憶がなく、てっきり河田だと思っていました(笑)

 

 

 最後は徳島の大軍を前に戦ったサポーターと勝利の記念写真です。

 これで高知は今節終了時点で3位をキープ。次節の奈良クラブ戦で90分で勝てば最下位の可能性がなくなります。もしPK勝ちでも今治が90分で敗れれば高知の勝点を上回る可能性がなくなり、同じく高知の最下位回避が決まります。

 って志の低い話に思えるかも知れませんが、12試合を終えたというのに首位から最下位までの勝点差が17に留まるWEST-Aグループ、何が起きても不思議はないのです。

 もっとも、シーズン前の予想や展望からすれば、今の我々自体が「何が起きても不思議はない」を体現しているとも言えるんですけどね(笑)