私の論文を収録した著書『日本・モンゴル関係の近現代を探る』が、このほど風響社様より刊行されました。
本書は昭和女子大学ボルジギン・フスレ准教授の編著で、第1回から第3回までの日本・モンゴル青年フォーラムで報告された論文の中から選ばれたものを収録しております。
私の論文は「日本人の対モンゴル観,モンゴル人の対日本観:調査データからの検討」というもの。日本人のモンゴルに対する印象、モンゴル人の日本に対する印象というそれぞれの好悪について、社会調査データを基に分析したものです。この分析については過去にも行っており、その結果は他の場所なり学術雑誌でも報告しておりますが、この機会に分析モデルを日本とモンゴルのデータで可能な限り揃えたり、変数を増やすなどして、あらためて分析を行ったものです。特に日本データの詳細な分析については(といっても、さほど難しいことはしていませんが)過去に英語で執筆しておりますが、日本語での論文は今回が初めてとなります。
どういうわけかネットでの取り扱いがブックサービス様ぐらいに限られているのですが、お近くの書店でも発注はできるでしょうし、図書館に購入依頼をかけることもできるかと思います。ぜひご一読いただければ幸いです。