国際モンゴル学会(International Association for Mongol Studies)の学術雑誌"Mongolica"に論文"Resented, Concerned or Welcomed? Analyses of the Mongolian Attitude toward China's Influence"が掲載されました。
今回掲載された論文は、2016年夏にウランバートルで行われた第11回国際モンゴル学者会議(the 11th International Congress of Mongolists)での研究報告の一部です。中国からの影響に対するアジア各国・地域の世論への研究が行われる中、ではモンゴルはどうなのか、というのを、先行研究と同じ調査プロジェクトのデータを使って分析したものです。もともとは会議の論文集に掲載するためにまとめ直したものですが、ひょんなことから学術誌にも掲載していただけることになりました。
で、肝心の論文ですが、今のところ学術誌の目次のみウェブに出ていて、本文は残念ながらお読みいただけない状況です。ちなみに目次はこちらからご覧になれます。
ただ、論文の主旨に関しましては、元となった発表の資料を公開しておりますので、下記の過去エントリからどうぞ。
論文掲載までの流れは、私自身理解しきれていない部分もあるのですが、モンゴル研究者による世界最大の学会の学術誌に論文を刊行していただけたのは名誉なことで、喜んでいます。