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「地域」研究者にして大学教員がお届けする「地域」のいろんなモノゴトや研究(?)もろもろ。

シリーズ土佐の駅(29)佐川駅(JR土讃線)

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 江戸の昔より栄えた佐川町の中心駅、佐川駅にやって来ました。

 

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 古い家の残る大通りを折れ、奥に進んだところに、駅はあります。

 

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 近代的な前面ガラスに三角屋根を擁した、蔵を思わせる和風の駅舎。不思議なバランスの建物です。

 

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 佐川町の観光案内。イラストでの地図ゆえデフォルメはありますが、町内を走るJR土讃線が、このイラストのように大きくうねっているのは確かです。

 

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 佐川駅がある上町地区の案内図。町が輩出した碩学牧野富太郎博士の記念公園、江戸時代から明治維新にかけての歴史資料を収めた青山文庫などの見所があります。私も以前、学生たちとともにこの街を歩いたことがあります。

 

www.kochi-rc.jp

 

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 駅から振り返ってみました。駅前のスペースは、他の駅よりも広く作られています。かつては松山と高知を結ぶ急行バスがここに立ち寄っていましたが、現在は地域内の路線バスが発着するのみです。

 

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 組み合わされた柱と梁が印象的な駅舎内。特急停車駅で売店もあり、この辺りでは最も規模の大きな駅です。

 

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 ホームに出ました。

 ピンクの跨線橋が目立ちますが、これは駅の外を結ぶもの。この駅で乗り降りする乗客は、奥の踏切を使うことになります。

 

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 高知線の歌は、4番と5番がまとめられていました。5番は西佐川を歌ったものなので、西佐川駅に置かれて然るべきなのですが、この辺りにも扱いの差を感じます。

 もし西佐川から松山までの鉄道が敷かれていたら、はたしてどうなっていたでしょうか。

 

3710920269.hatenablog.jp

 

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 佐川町は隣の越知町とともに、高知ファイティングドッグスのホームタウン。

 

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 駅ではチームの今季のスローガンを掲げた幟がはためいています。

 

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 駅に列車が入ってきました。須崎方面行の普通列車です。この駅で高知行きと行き違った後、峠越えに挑みます。

 

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 高知行きも到着。佐川町内を蛇行してから、一路東へと進んでいきます。