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「地域」研究者にして大学教員がお届けする「地域」のいろんなモノゴトや研究(?)もろもろ。

「高知ユナイテッドSCサポ、鹿児島でなにしてる?」に出演(?)しました

 

 KTS鹿児島テレビの「アウェイサポ、鹿児島でなにしてる?」第23回高知サポ編に出演しました。

 

 

 KTS鹿児島テレビの「アウェイサポ、鹿児島でなにしてる?」。鹿児島ユナイテッドFCの試合に来たアウェイサポに密着した番組です。観戦からスタグル、観光情報まであるので、鹿児島遠征の予習にはもってこいです。

 この番組、9月6日(土)の高知ユナイテッドSC戦にももちろん取材に来ていました。その際に遠征に来ていたわれわれも取材を受けまして、昨日鹿児島でテレビ放映されたとのこと。その番組が今日YouTubeでも公開されました。

 

www.youtube.com

 

 われわれがどの辺で出ているかは探してください。他に登場する人たちも楽しいですし、できる限り通しで見てほしいんですよね。あと個人的な反省点としては、後で考えたら友人とは去年会っていたのに忘れていました。済みません。

 ちなみに、試合はあんま振り返りたくないと思いますが遠征としてはこんな感じでした。

 

www.3710920.com

 

 J2復帰が近づいてきた鹿児島に対して、高知はJ3ライセンスのみ交付。なので来季の対戦はおそらくないでしょうが、いずれまた追いついて鹿児島に再来したいと思います。鹿児島の皆さん、その時はよろしくお願いします!

 

 

 

 

 

 ……って、そんな悠長なことを言ってる場合かって?

 

 

 

 

 

 はい、ここまでのトラブルは当然私も分かっております。中にはこれから解明されなければならない事案もありますし、その件については公正な調査を粛々と進められることを希望します。良いのか悪いのか、それができることは証明されているわけですし。

 ただ、現時点での私の認識は、最悪期は脱したのではないかということになります。ライセンスを持った指導者が就任したことで、リーグ戦に参加できるのかという最大の懸念が解消されたわけですし。そりゃ今後の調査の過程でさらに問題が芋づる式に出てくる可能性は当然あると思っていますが、そうだとしても、膿を出すプロセスを経験することで長い目で見ればクラブのためになるだろう、ぐらいに捉えています。

 というのは、県からの追加出資見合わせや高知銀行出身の会長就任という形で、高知の政財界がクラブを突き放さずにコミットする姿勢が見えたからです。出資見合わせは二の足を踏むことでもありますが、出資金の引き上げではないわけで、その意味ではクラブに対する実力行使です。ただしこれを「外圧」と捉えるべきではなくて、どちらも有力な株主ですから、むしろガバナンスが効いたと理解した方が良いかも知れません。

 もちろん、あまりに不祥事が続けば見放される可能性はあります。なので、今のうちに新たな社長を迎えて透明性の高い経営陣を築くことは必須です。とはいえ、経営がさらに属人化して歯止めが利かなくなる事態が避けられたのは、現時点では良しとすべきでしょう。

 さらに大事なのは生まれ変わったチームの再浮揚です。成績面でも、印象面でもです。北九州戦でひとまずの結果は出たので、次節のホームゲームに期待は高まります。クリアファイルも配られることですし、入場者数は多くなりそうなだけに、春野での好ゲームで好イメージを与えてもらいたいです。

 そしてその先にあるのが、クラブを通じて高知県を、高知県の人々を活気づけること。県の政財界がコミットするのも、つまるところはこれが目的だからでしょう。番組の後半で出てきた話にもなりますし、創設以来のにわかサポとして私がこのクラブを追いかけている理由もまさにそこにあります。言い方を変えれば、スポーツクラブがあることが、その地域での暮らしを多少なりとも豊かにすることを知っているからです。

 そのためにも、まずは目先の対アスルクラロ沼津戦、クラブの未来もイメージも明るくする試合を期待します。